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AIRLINE RATING (航空会社格付け)

This is airline rating. The dicision depends on only my feeling based on my experience.

ここでは、航空会社を格付けしています。 判断基準となるのは自身の実体験だけで、一般的評判(あてにならない)や他人の意見はいっさい考慮していません。 もともと不愉快な航空会社だけを書き連ねていたのですが、差別化をはかるためにもランキング形式にしてみました。
世の中にあふれている航空会社ランキングは不特定多数の人のアンケートで決まっているので、すべてを同一基準で 選んでいるわけではなく、回答者がどれくらい多くの航空会社に乗って比較できているのかも疑問です。その点で、 この格付けは同一基準で判断された正真正銘のエアラインランキングです。「俺基準」のランキングですけど・・・ 旅行好きやらビジネスマンとは違う飛行機好きによる評価です。
これを読んだ人がどのように判断するかは、私の関知するところではありません。
なお、主要航空会社であっても乗ったことのない航空会社は評価に入っていません。

Definition of the rate   ランクの定義
1 Excellent すばらしい航空会社
2 Good わりと好印象の航空会社
3 Fair 中立的評価の航空会社
4 Bad あまり乗りたくない航空会社
5 Worst 二度と乗りたくない航空会社


Airlines that fly to/from Japan    日本発着国際線のある航空会社
1    
2 Singapore Airlines シンガポール航空
便数の多さとネットワークの広さで利用価値は高く、ネット予約もしやすく料金も手ごろなのが良い。 メールでの問い合わせにはしっかりとした返信がすぐに来て対応が良い。
キャビンクルーの感じは悪くはなく、多少のミスはあるものの何か苦情のようなことを言った後には日本人CAが フォローしにくるあたりはさすが。ただ、パーサークラスに横柄な感じの人が多いのが気になる。 これらの人たちは何か頼まれると他のCAにやらせる傾向があるようなので、そこで不都合が生じる場合もありそう。 何か頼む場合は、赤や緑のユニフォームより青のユニフォームのCAに頼むのが良いかも。
余談だが、シートの上にホチキスの針(未使用で4、5本くっついたままのやつ)が落ちていたので、CAに渡した。 渡しただけで文句は言っていないが、その後スーパーバイザー、チーフパーサー、担当CAがそれぞれ謝りにきた。 ビジネスクラスだったためかもしれないが丁寧な対応である。いずれにしても、 何かの問題を当事者だけで止めないで他者にも伝えて適切に対応するというところが立派。
最近各社がB777の3−4−3シート配置化をはかるなかで、高密度仕様に走らないところも評価できる。
機内食は美味いとは言えないかもしれない(どの航空会社の機内食もまずいのだが)。念のために言っておくと、 シンガポール航空の機内食はおいしいという人はそれなりにいる。ただ、個人的には全く理解できない。 先日、機内で「シンガポール航空の機内食は他よりおいしくないね」と言っている人がいたので、 この感覚は私だけではないようである。
あとは、完全に好みの問題なのだが、つまみのピーナッツは何とかしてほしい。食べはするもののナッツ系は 好きではないので。ピーナッツを出す航空会社は多いがプレッツェルのような菓子などを出すところも多いことを 考えれば何か工夫がほしい。なかにはピーナッツを断ってポテトチップスの小袋をもらっている人がいたりするが、 これをいちいちオーダーするのも面倒くさい(わがまま?)。
最終搭乗日:2010.11.18
Eva Air エバー航空
キャビンクルーの感じは良かったし、機材もわりと新しいので印象は良い。 ネットワークが広くないのと乗り継ぎの利便性が良いとは言えないのが残念。 スターアライアンスに加盟が決まったので、今後に期待したい。
ネット予約では、日本から台北乗り継ぎで他地域に行くチケットが一部地域を除いて対応していないのが良くない。 単なる会社の都合なのか何か制約があるのかは知らないが、利便性のうえで問題であって利用しやすいとは言えない。
最終搭乗日:2007.01.07
Swiss International スイスインターナショナル
降りる時にチョコレートをもらったこと以外は特に印象はなくコメントはないのだが・・・とりあえず大きな失点が 無かったということか。このランキングは加点法より減点法が中心だから。 ヨーロッパに行く場合には、まず検討する航空会社のひとつである(スターアライアンス=SQのマイルが貯まるからなのだが)。
最終搭乗日:2009.01.12
3 Malaysia Airlines マレーシア航空
キャビンクルーの感じは悪くはなかったし、好評価の航空会社のひとつなのだが・・・機内販売品を実際の値段より 高く買わされたし(単純なミスなのかぼられたのかは分からないが)、 同CAはたのんだ毛布を持って来なかったし(他のCAに持ってきてもらったが)、これが評価を下げた。
最終搭乗日:2007.11.03
Japan Airlines JAL
JALがそんなに良いとは思っていない(悪いわけではない)が、国内線に乗るならJALを選ぶ。お得なクラスJが良い。 3−4−3のシート配置にされてしまったB777には乗りたくはないが、クラスJなら関係ない。
せっかく海外に行くなら外国の航空会社でと思うためJALの国際線を利用する機会はほとんどなく、韓国を1往復したことが あるだけ。機内食がまずかったという印象しか残っていない。国際線での利点といえばシェルタイプシートの プレミアムエコノミーがあるのが良い。また、国際線はB777を3−3−3シート配置にとどめているところは良い。 B763ERは乗ってみたいと思うようなものではないが。
欧米の安っぽいフレンドリーさは好きではないが、日本の過剰な丁寧さも気になるところ。それが日本の 航空会社(JAL、ANA)をあまり好きになれない理由かもしれない。サービスの質は世界一だと思うが。
いずれにしても、日本のフラッグキャリアはJALしかない。
最終搭乗日:2009.07.25
Air Canada エアカナダ
これといって言うようなことは何もないが、ビジネスクラスが個別に仕切られたタイプなのは良い。 B777の3−3−3シート配置を維持しているのも良い。
最終搭乗日:2011.06.01
Korean Air 大韓航空
以前韓国出張でよく利用していたが、悪い印象はなかった。もう10年以上乗っていないので今乗ったらどういう評価に なるか分からないが。便数も多いしネットワークも広いので利用価値が高い航空会社といえるが、 個人的には日本路線以外は乗りたくはない。 B777の3−3−3シート配置を維持しているのは良い。
最終搭乗日:1997.12.07
China Airlines チャイナエアラインズ(中華航空)
安全性を疑問視される場合もあるが、アジア的心地良さがあって料金も手ごろなので好きな航空会社のひとつではあった。 前回乗った時に機材不良で遅延して対応が不満だったので評価を一気に下げた。それから乗っていないが、どうだろう。 名誉挽回の余地はあるのか?
ネット予約では、日本から台北乗り継ぎで他地域に行くチケットが取れないのが良くない。単なる会社の都合なのか 何か制約があるのかは知らないが、利便性のうえで問題であって利用しやすいとは言えない。
最終搭乗日:2007.01.07
Virgin Atlantic バージンアトランティック
プレミアムエコノミーのシートにオットマンが付いていなかったのにはがっかりしたが、CAの印象などは悪く無かった。 外国の航空会社でありながら日本人CAが多く搭乗しているためサービスの質に関する安心感はある(ただし、 日本の航空会社的なものを期待してはいけない)。
最終搭乗日:2008.08.17
Air New Zealand ニュージーランド航空
キャビンクルーの感じはそこそこ良かったが、乗機(B763ER)はたいしたことはなかった。 機材自体は次も乗りたいと思うようなものではなかった。B777であれば良いかもしれないが・・・ B772ERは3−3−3配置なので良いが、プレミアムエコノミーも3−3−3配置なのが残念。 また、日本路線には飛んでいないが、B773ERは3−4−3のシート配置なので乗るならプレミアムエコノミー以上でないと駄目。
ニュージーランドは二度と行きたくない国であるが、ニュージーランド航空に乗ることは問題ない。
最終搭乗日:2006.01.05
SAS Scandinavian SASスカンジナビア
これといって華美なものはないが、かといってレベルが低いわけでもない。堅実というか地味というか。 好みが分かれるところか。さらに、機内放送はあまりなくCAが動き回ることも少ない。 これを余計なものがなくて良いととるか手抜きととるかも評価が分かれるところ。
個人的にはプレミアムエコノミーがあるのが良いが、次もまたというところまでは行っていない。 あまり好きな雰囲気ではない。だからといって乗りたくないわけでもない。
最終搭乗日:2009.08.13
Finnair フィンエアー
キャビンクルーの印象は悪くは無いが、特に好印象というわけでもなかった。 フィンランド人らしきビジネスマンが周りにかまわずしゃべっていたのが不快な感じだった。
MD11のビジネスクラスはシートピッチが広くて良かったように思うが、エコノミークラスは3−4−3になっていたので、 これには乗ってはいけない。今はA340かA330だから問題はないが。
最近はスターアライアンス一辺倒になってしまっているので乗る機会がない。
最終搭乗日:2006.11.05
Austrian オーストリア航空
オーストリアの国内線で乗ったが、悪くはなかった。ただ、東京線に飛んでいるB777は3−4−3のシート配置なので これに乗る気は無い。ビジネスクラスならともかくだが、今のB777が飛んでいる限りは日本から乗る機会はないだろう。
最終搭乗日:2009.01.12
Lufthansa ルフトハンザ
実はまだ乗ったことがない。今のところ悪い印象があるわけでもないし、ヨーロッパに行く場合には必ず検討するのだが、 他社よりも料金が高いのでやめてしまう。しばらくは乗る機会はないかもしれない。
最終搭乗日:−−−
Emirates エミレーツ
話題の航空会社だが、乗ってみるとたいしたことはない。CAも印象が良いわけではなかったし、 サービスのクオリティが高いわけでもなかった。
余談だが、ある客に対してCAが何かミスをしでかしたようで、その客はご機嫌ななめ。チーフらしき人がなだめていたが、 結局免税品をサービスして落ち着いたようであった(話の内容は聞こえないので分からなかったが大体判断できた)。 どちらが提案したのか分からないが、ミスに対して物で補償するという考え方は醜い。 個人の価値観の問題なので他人のことを言うのはやめておくが、大切なのはミスをどう補償したかではなく、 どのように対応したかだと思う(EKに限ったことではないが)。
機材では、B777は3−4−3のシート配置なので乗る気にならないし、 かっといってビジネスクラスがすごいわけでもない(今どき2−3−2配置だし)。A380だってたいしたことはない。 EKは概して高密度仕様らしい(ファーストクラスは個室タイプだが)。UAEは何かと豪華にしたがるようだが、 EKの機内はしょぼくれた感じでケチくさい。 こんなので高い評価を得ているなんて、世の中の乗客はちょろいものらしい。
最終搭乗日:2006.11.04
4 All Nippon Airways ANA
正直なところANAは好きではない。CAの気取った感じが良くない(若いCAはさほどでもないのかもしれないが ベテランは・・・)。また、自身のサービスに自信を持つのは良いが自画自賛的で自己満足に浸っているように思う。 新ビジネスクラスのサービスが運用の混乱で中止になったのは良い例ではないのか。 勝手に良いと思ってやったものの本当に客の利便性が考えられていたのか疑問。
機材ではB763ERには乗りたくはない。シートピッチが狭いため足元が窮屈すぎる。 アジア路線とはいえシンガポールあたりでは7時間くらいかかるわけで、そんなに乗っていられない。 東京−大阪がいいところ(国内線でも飛んでいる)。 ビジネスクラスも新型シートはいいものの従来型シートは高い金を払って乗るようなものではない。 逆に、一部のB773ERに2−4−3のシート配置を設定したことは賞賛に値する。 左右非対称なので使い勝手がどうなのか分からないが、いろいろなタイプの乗客に対応できるシート配置だと思う。 もっとも、ANAの国際線には乗ったことがないのだが・・・
国内線では3−4−3のシート配置にされてしまったB777には乗らない。B777の良さを殺して乗り心地を悪くしている。 たとえ1時間の国内線であっても乗らない(一部に国際線機材が投入されることがあるので、それには搭乗OK)。
最終搭乗日:2009.05.23
United Airlines ユナイテッド
アメリカの国内線しか乗ったことはないが・・・これはこれでアメリカの国内線なのだろう。いずれにしても、 何がということはないが、アメリカの航空会社なのだ。 自分のフィーリングと欧米(特にアメリカ)のフィーリングは合わないので必要な場合以外は乗りたいとは思わない。
なるべくアメリカには行かないようにしているので、その分乗る必要もないのが原状。なんといってもアメリカはめどくさい。 事前に入国申請しないといけないし、勝手に荷物を開けるし、過剰なボディチェックはあるし。入国申請くらいならともかく、 どんどんエスカレートしていくボディチェックなどは不愉快そのもの。テロ防止とはいえ・・・。 これはUAの問題ではないのだが。
コンチネンタルは乗らないうちに合併してしまった。
最終搭乗日:1996.06.08
Turkish Airlines トルコ航空
キャビンクルーは愛想がなく印象は良くない。国民性? 特に問題があったわけではないが次も乗りたいという気にはならなかった。 並ばないトルコの人たちが多いのも問題。
最終搭乗日:2009.08.13
KLM KLM
成田のチェックインカウンターが2時間前を過ぎてもオープンしなかったため、 ディスカウントチケット保持者やツアー客が先に団体チェックインカウンターでチェックインしてしまい、 こちら(正規チケット保持者)がチェックインした時には まともなシートが空いてなかった。何やってんだか。キャビンクルーの印象も良くはなかった。
B772ERは良いが、B773ERは3−4−3のシート配置なので日本路線に投入されても乗ってはいけない。 ビジネスクラスは今時シェルタイプではないし、高い金だすなら他社にする。
料金は手ごろだったりもするが、ネット予約の利便性は感じられない。座席指定などはAFと並んで最低ランク。 同列企業だから当然か。
最終搭乗日:2005.08.12
Air France エールフランス
ネットで予約したので座席指定できるはずだったが選択肢がない。数ヶ月も前に予約して前日にネットでチェックインしたのに。 2時間前にチェックインカウンターに行っても変更できず。チェックインカウンターで文句を言うと、皆すでに指定されているという答え。 いったい誰がどうやって指定したんだ。正規チケット予約者で自分より先にネットでチェックインしたやつが何人いる? ディスカウントチケットの客が正規チケット予約者より優先的に指定できるのか? どうせ予約が入った段階で勝手に割り振ってるのだろう。 だったら座席指定できますなどと言うな。そもそも客をなめてんだよ。ふざけるな。
AFのフランス人CAはたいして働かない。たらたらとやっていてなかなか進まない。 日本人CAがこまめに動いているので何とかなっているような感じ。フランス人CAの印象は良くないし、 日本人CAも特に良い印象があるわけではない(AF自体の印象が悪いので、その分よく見えないのかしれないが)。
機材では、3−4−3のシート配置になっているB773ERには絶対乗らない。 搭乗便の選択はB773ERの便をはずすようにしないといけないが、プレミアムエコノミーならば別。シェルタイプのシートは良い。
はっきりいってランク5にしても良いと思っているが、便数が多く料金も手ごろなので、とりあえずこの位置にとどめている。
最終搭乗日:2008.02.11
Vietnam Airlines ベトナム航空
VNのキャビンクルーは何故こんなに無愛想なのだろう。国民性? 無愛想なキャビンクルーの世界一かもしれない。 乗っているベトナム人は大声でしゃべっていてうるさいし、印象は良くない。 独特な色使いの蓮の花のマーキングを見ると乗ってみたいと思ったりもするが、実際は写真に撮るだけで十分か。
少し前まではネット予約も満足にできない使えない航空会社だったが、 スカイチームに加盟してホームページもパワーアップして、まともになったか。
最終搭乗日:2007.11.03
5 Qantas カンタス
オーストラリアの国内線の予約を入れていたが、出発前日になってもチケットが送られてこない。電話で確認すると、 発券していなかったとのこと。それから発券してバイク便で送ってきたが、間に合えば良いというものではないし、 申し訳ないという感じはしなかった。たまたまのミスだったのか何だったのか分からないが、この時の印象が非常に悪かった。 そんなに発券したくないのなら、頼みはしない。もう二度と乗らない。 ちなみにキャビンクルーの感じは普通だったが。
最終搭乗日:2005.01.01
Cathay Pacific キャセイパシフィック
ネットで予約購入したのにチェックインカウンターに行っても発券されていないし、その理由をこちらに聞くし・・・ ネットの正規手続きで予約購入したのだから、すべてはそちらの問題だろ。コードシェア便の乗り継ぎが含まれていて ネットで予約購入してもEチケットでなかったためにそうなったという背景は分かるが、 それを適切に処理できないのが悪いのであって同情の余地はない。こちらは予約購入が完了したというメールをもらって、 それ以外の指示等はないわけだから、チェックインすれば良いだけと思っているのに、何故発券さていないのかなどと聞くな。 印象が非常に悪い。不愉快だったので、払い戻しはされないチケットだったが帰路便はキャンセルしてやった(本当は スケジュールを変更しなければならない別の理由があったからなのだが)。
どこをとっても最悪。
 ・CAはたのんだ毛布を持ってこないし、好印象がない
 ・シートピッチはかなり狭くて足元が窮屈
 ・機内食がまずい(どの航空会社の機内食もまずいのだが、初めてCXに乗った時の
  まずさは衝撃的だった。二度目は多少まともだったが)・・・個人の好みはあるのだが
 ・メールマガジンの中止を設定したのに送ってくる
 ・問い合わせに対して連絡すると言ったのに連絡なし。理由を聞くと繋がらなかった・・・
  どんな電話を使っているんだ?
便数が多くてネットワークも広いので利用価値は高いのに、この利点がすべて吹き飛ぶ。
唯一の好印象は香港啓徳得空港時代にコックピットのジャンプシートに座ったまま着陸できたことくらい。それも今は昔。 9.11以降つまらなくなった(CXの問題ではないが)。
最終搭乗日:2007.11.02
Delta (ex-Northwest) デルタ(旧ノースウエスト)
旧デルタには乗ったことはなく、旧ノースウエストの話になるが、チェックインカウンターは手際悪いし(2時間以上前に空港に行って 飛行機に乗れたのが出発15分前とはどういうこと、無責任な誘導のせいで他の客とはトラブルになるし)、 搭乗案内は不親切だし(いつの間にか搭乗が始まっていた)、キャビンクルーの態度は悪いし(隣の人が奥に入るのを待っていたら、 いきなりそこはお前の席ではないと言われた。他の列にいたのならともかく自分の席のすぐ横に数秒いただけだぞ。 他の対応の仕方があるだろう)、最悪の航空会社だ。ノースワーストには二度と乗ってはいけないと思った。
最終搭乗日:1997.06.18
Thai Airways タイ国際航空
なんと機内食を出し忘れられた。何故出さなかったのか聞いたところ、忙しくて忘れてしまったと言い訳されたが、 通路側の席で一人だけ食べていなければ気がつくだろうと思うのだが。そもそもプロとしてそんな言い訳が通用するわけがない。
面白くないので帰路便はバンコクのチケットオフィスでキャンセルしたが、 ネットで予約しているので払い戻しはネットでないと出来ないとのことだったので、 帰国後ネットで払い戻しの申請をしようとしたものの払い戻しに関する記述がホームページ上には見当たらず、 メールで「どのように払い戻しをすれば良いのか」とたずねたところ「払い戻し手続きをしてください」という返事が返ってきた。 答えになっていない。結局払い戻しできないまま期限を過ぎてしまい金をドブに捨てることになった。 日本のチケットオフィスにも電話で確認したが、ネットでやってくれ、やり方は知らないと言う始末。
「忘れていた」「他でやってくれ」「やり方は知らない」でよく仕事していられるな。それがTGスタンダードか。 みんな無責任。最悪。
最終搭乗日:2006.11.02


Domestic Airlines in Japan    国内線の航空会社(国際線があるものもあり)
1    
2 HAC (Hokkaido Air System) HAC
CAの感じは良かった。乗機がすいていたためか、ポストカードをもらったら、わざわざ搭乗証明に記入して持ってきてくれた。
最終搭乗日:2007.08.16
A-net (Air Nippon Network) エアニッポンネットワーク
CAの感じは良かった。ここまでくるとANAの影はうすいのか。
最終搭乗日:2007.08.15
3 Ibex Airlines アイベックスエアラインズ
CAの感じは良かった。料金が高めなのが難点。もう少し安くなれば1ランク上げても良いのだが・・・
最終搭乗日:2009.05.23
Air Nippon ANK(エアーニッポン)
ANAグループでありながらANAとは感じが違うところが良い。
最終搭乗日:2008.09.13
Air Do (ex-Hokkaido International Airlines) エアドゥー
何度か乗っているもののコメントは特に無い。印象が薄いのか?
最終搭乗日:2007.12.15
J-Air ジェイエアー
コメントは特に無い。
最終搭乗日:2009.05.23
Japan Air Commuter JAC(日本エアコミューター)
コメントは特に無い。
最終搭乗日:2006.08.07
Ryukyu Air Commuter RAC(琉球エアコミューター)
コメントは特に無い。
最終搭乗日:2007.09.02
4 Starflyer スターフライヤー
CAには好印象はない。広いシートピッチはとても良いが、座席が前のめりぎみなのが自分には合わない。 前に滑り落ちそうな感じが疲れる。また、過去に乗った時はすべて羽田の遠いところに沖止めにされた。 さっさと帰りたいのに、全員が飛行機を降りるのを待って混雑したバスでかなりの距離をターミナルまで移動させられるのは不愉快。 沖止めにされるのなら乗らない。
最終搭乗日:2008.04.26
Skymark Airlines スカイマーク
悪くはないのだが、2−4−2のシート配置のB767に乗ってしまうと、もう遠慮しますという感じになる。 今はB737なので違うのだが乗ろうという気にならない。
A380で国際線に参入となれば話のネタに乗ってみたい気もするが、それとて料金がかなり安くないと 乗ろうとは思わないだろう。
最終搭乗日:2007.09.02
Amakusa Airlines 天草エアラインズ
悪くはなかったものの何故か好印象がない。
最終搭乗日:2006.08.07
Solaseed Air
(ex-Skynet Asia Airways)
ソラシドエアー(旧スカイネットアジア)
初めて乗ったのが一番の高密度仕様の機体で、その息苦しさにもう乗りたくないと思った。息苦しさのためかCAの印象は特にない。 あまり信頼性もないし、あえて乗ろうとは思わない。九州に行くには安くて良いのだが、 それでも最後の選択肢でしかない。
最終搭乗日:2006.08.06
Fuji Dream Airlines フジドリームエアラインズ
機材が新しいのは良いが、CAの感じは良いとは言えなかった。 機内サービスで静岡だからとお茶を押しつけがましくだされるのは気分良くない。お茶が嫌いな人間もいる。
最終搭乗日:2009.07.25
5    


Airlines that don't fly to/from Japan    日本路線のない航空会社
1    
2 Cyprus Airways キプロスエアウェイズ
若干手際の悪さがあったもののCAの感じは良かった。機材もわりと新しくて良かった。
最終搭乗日:2005.08.11
Air Vanuatu エアバヌアツ
この規模の航空会社に多くは望めないが、ごく普通の感じだった。機内サービスのつまみにあられ(せんべい)がでたのが 感動的だった。何故ここであられという感じではあるが、今まで機内で食べたつまみのなかで一番良かった。
最終搭乗日:2005.01.01
Spanair スパンエアー
キャビンクルーの感じはこれといったものはない(悪いわけではない)が、チェックインカウンターのスタッフの感じは良かった。
最終搭乗日:2008.02.10
3 Lao Airlines ラオエアラインズ(ラオス国営航空)
この規模の航空会社に多くは望めないが、メールでの問い合わせにきちんと返信がきたのは評価できる(アジアや南の島あたりの小規模航空会社の場合、 問い合わせに応答のないことがよくある)。機内サービスは普通だった。ネット予約等に関しては使い勝手の良い航空会社とはいえないが。
最終搭乗日:2007.11.03
Air Pacific エアパシフィック
以前は成田に乗り入れていたが撤退してしまった。乗ったことがあるのはオーストラリア−フィジー間で、これといったものはなかった。 多くは期待せずフィジー基準で考えていれば良いのでは・・・フィジー基準で考えないとやってられない場合も。
最終搭乗日:2004.12.30
Peau Vava'u Air ピアウババウエアー
トンガの国内線を運行する小さな航空会社。DC3を使っていることを売りにしていたので予約したが、 行ってみたらコンベア580だったので、がっかりした。
悪くはないが、良くもない。この規模の航空会社には多くは望めない。
最終搭乗日:2006.01.04
TAP Air Portugal TAPエアポルトガル
キャビンクルーの感じは良かったが、チェックインカウンターのスタッフは高圧的だし手際は悪いし最悪だった。
最終搭乗日:2008.08.16
Montenegro Airlines モンテネグロエアラインズ
キャビンクルーの感じは良いとは言えなかったが特に問題はなかった。ただ、乗機(F100)は、かなりへたっていたし 快適なものとはいえなかった(EMB195に置き換われば機材の問題は解決するだろう?)。
最終搭乗日:2009.07.19
4 Air Europa エアヨーロッパ
革張りシートは手入れがあまり良くないようで汚い感じがした(そうじの手間を省くための革張りなのだが・・・)。 フライトキャンセル(乗客が少ないため?)があって、勝手に他の便に変更されていたりする。 変更しようにもネットで予約購入したのに直接電話しないと変更できない。勝手に変更されて、 それを変更するのに国際電話料金を負担するとは馬鹿らしい。払い戻しは出来ないし、電話せずに無視すれば良かった。
チェックインカウンターのスタッフは、こちらが日本人だとわかっているのにスペイン語で説明するし・・・ 話すことは限られているので内容は分かるのだが・・・ スペインではよくあるらしい。
最終搭乗日:2008.02.09
Olympic Air オリンピックエアー(旧オリンピック航空)
かつては日本に乗り入れていたこともあるオリンピック航空(Olympic Airlines)は、 今はオリンピックエアー(Olympic Air)に引き継がれているが、乗ったことがあるのはオリンピック航空当時のこと。 機材はあまり手入れが良さそうではなかったし(B737なのにB727と表示されたものがあったりした)、 何か問題があったわけではないものの何故か好印象はない。 オリンピックエアーでは機材は更新されているのでボロではないだろうが社風は変わりないかも。
最終搭乗日:2005.08.09
Royal Brunei Airlines ロイヤルブルネイ
関西線撤退以降は日本路線はないが、いずれ東京線が開設されることを期待してFFP会員になっていた。 独特の黄色のカラーリングが好きで(最近発表された新塗装は嫌い)、キャビンクルーの感じも良かったので、 好きな航空会社のひとつではあったが・・・ ある時自分のアカウントにログインできないことに気づいてメールで何度か問い合わせをしたが返信がまったくない。 ログイン出来なければFFP会員でいる意味はないので、日本のオフィスにFFP退会の方法を問い合わせたところ、 3年間利用がなければ自動的に抹消されるとの返事がきた。確かにそうだが、 退会したいという人間に自動消滅するのを待てというのは、自分たちは余計な手間をかけたくないと言っているのに等しい。 本社といい日本のオフィスといい無責任である。残念だが、もう乗ることはないだろう・・・東京線が開設されたとしても。
その後3年経過したが、いまだにID付きでプロモーションメールが来る。登録抹消されたんじゃないのかよ。
最終搭乗日:2008.06.01
Nok Air ノックエアー
お気楽な感じの航空会社。もともと軽い(陽気な)感じを狙った格安航空会社(タイ国際航空の子会社)だが、 クオリティまで軽い。搭乗ゲートはよく変更になるのに案内はないし時間も正確ではない。 これがノック気質なのかタイ気質なのか分からないが、いずれにしてもお気楽にならないとやってられない。
くちばしのついたマーキングが気に入っているので写真を撮りたい航空会社ではあるが乗らなくていい。
最終搭乗日:2007.01.05
5 Bangkok Airways バンコクエアウェイズ
かつては広島、福岡に乗り入れていたものの今は日本路線はなし。格安航空会社特有の少数機多頻度運航のため 遅れが生じるとドミノ式に遅れが拡大していく。問題は認識しているらしいが改善する気は見られない。 遅れが生じても対応は遅いし悪いし、客はラウンジ(全搭乗客が利用できる)で待たせておけば良いという感じ。
乗り継ぎが出来ないと言うと、乗り継ぎ時間を短く設定したのが悪いと逆に言われたが、国内線で1時間半は悪い設定ではないだろう。 どうであろうと自分たちの非を他人のせいにするな。とにかく無責任。
最終搭乗日:2006.11.03


Others (not airline)    おまけ(非航空会社)
1    
2    
3    
4    
5 ANA Sky Shop ANAスカイショップ(ANAの通販)
届いた商品の送り状を見ると、以前の住所が印刷されていて手書きで現在の住所が書かれていた。 「住所を間違えて手書きで直したものを送りつけるとは失礼ではないか」と抗議の電話をしたところ、 名前と電話番号を確認したら記録に残っている人(以前に利用実績がある人)と同一であると判断して記録にある住所に送ってしまい、 宅配業者が配達出来ずに問い合わせてきて住所の間違いが発覚して、正しい住所を宅配業者が手書きで書きこんで、 そのまま配達したとのことだった。
以前利用した時の住所から引越しているので住所は変わっているが、市内での移動なので電話番号は変わっていなかったために このようになったのだが、なぜ名前と電話番号を確認して住所を確認しないのか全く理解できない。 商品の送り先は住所であって電話番号ではないはず。住所を確認しない通販会社とはなんなのだろう。 あまりにも馬鹿げた低レベルなミスで、それでよく商売がやってられるなと思う。
さらに、間違いがわかったならば、いったん戻して正しい住所で送り直すべきであって、 手書きで乱雑に住所が書き込まれたものを送りつける(宅配業者が手書きで書き込んだことは知らなかったかもしれないが、 間違った住所が印刷されていることはわかっている)とは、あまりにもふざけた無礼な行為であってプロフェッショナルの仕事ではない。 「待っている商品が早く届くようにしたかった」などと言うのは言い訳にもならない(月単位で待たされているのだから 1日や2日遅れても大勢に影響はない)。こんないい加減なANAスカイショップは二度と利用しない。
ちなみに、この時の商品はANAとスカーゲンのコラボウォッチの第2弾だったのだが、盤面のガラスの内側が汚れていて、 がっかりだった。スカーゲン側の問題だろうが、ANAスカイショップのチェックはないのだろうか。 両者の質が低いということか。ついでに言ってしまうと、早い時期に申し込んだのにシリアルナンバーが500番台といのも がっかりだった。その旨は記載されているので分かってはいるのだが・・・顧客満足度を考えれば申し込み順でも良いのでは。 結局面倒なことはやりたくないのだろう。
最終利用:2007年


*Abandon 3-4-3 seat layout for B777!
*Reflect on irresponsibility seriously, otherwise go bankrupt!


・B777のシート配置を3−4−3にするのはやめてくれ!
・無責任な航空会社は猛省を、さもなくば、つぶれてしまえ!




航空会社にまつわる雑感

・最近は飛行機に乗るのが窮屈になった
テロ防止のための過剰なチェックや液体の持ち込み禁止などは誰もが煩わしく思うことだが、もう一つが B777の3−4−3シート配置化が進んでいること。B777は各社が主力機とするベストセラー機で、 1列9席(3−3−3や2−5−2のシート配置)が標準で、その配置であれば快適な太い胴体をしている。 ところが、その快適さ(余裕)を逆手にとって1列を10席にする航空会社があった。窮屈になるのは当然で、 こんなものには乗りたくはない。通路が狭くなるだけで座席はたいして変わらないという人もいるが、 その1cmや2cmの違いが大きいし、カートサービス中にすれ違いが出来るか出来ないかも大きい。 当初はごく一部の航空会社だったが最近は10席(3−4−3シート配置)にする航空会社が非常に増えている。 このため予約する時には機材を確認して、 B777の場合にはシート配置まで確認してから予約するようにしている(3−4−3配置ならば乗らない)。 面倒な時代になった。

・FFP(マイル会員)に魅力はあるのか
もともとはいろいろな航空会社に乗ってみたいと思っているのだが、SQのFFP会員になっているため、 最近はSQを中心にスターアライアンス加盟各社とVS(ともにSQのマイルが貯まる)しか乗らないような状態になっている。 みごとに囲い込まれてしまっている。
ただ、最近はどこの航空会社もマイルの獲得条件は厳しく、有効期限は短く、マイルの交換条件も厳しくという流れになってきているので、 恩恵にあずかれる人はどれくらいいるのだろうか。会社の金で飛行機に乗ってマイルを貯めているビジネスマンは別として、 プライベートで自腹で乗っている身からすると厳しいのが現実である。 いっそのことFFP会員などやめていろいろな航空会社に乗ったほうが良いのかもしれない。
以前はAFのマイルも50000マイルくらい貯まっていたが有効期限を短縮されてすべて無くなったため、 以後はスカイチームを利用していない。JALのマイルも貯めやすいとは言えないのでワンワールドは利用していない。 その結果スターアライアンスだけが残った。SQのマイルを気にしなければ自由の身になれるのだが・・・

上に書いたように最近はスターアライアンス一辺倒になってしまっているので、世界のAA、BAに乗ったことが一度もない。 このため当格付けにもAA、BAが入っていないのが残念である(アメリカに行きたいとは思っていないので AAに乗る必要性自体がないのだが)。
また、中国も当面は足を踏み入れたくないと思っているので中国の航空会社に乗る機会はなく当格付けには入っていない。 中国の航空会社でヨーロッパなどの他地域に行こうなどとも思わないので。

・機内食はまずい
どこの航空会社もエコノミー、ビジネスに関わらず機内食がまずい。はっきり言って機内食は苦痛である。 腹が減っているのに食が進まない。それでいて空っぽの腹にドリンクばかり出されたら体調を崩すというものである。 いろいろ試験されたり監修されたりしているはずなのに何故まずいのだろうと思う。個人の好みの問題としても、 機内食がうまいという人がいる反面まずいという人もいる。
以前イギリスでなぜ機内食がまずいのかという研究成果が発表されていたが、それによるとノイズのせいであった。 機内はエンジン音や風きり音などのノイズが多いのでそれでまずく感じるのだという。にわかに信じがたい気もするが、 気圧や窮屈な座席なども含めて機内が特殊な環境であることが影響している可能性は誰もが考えることだろう。 いずれにしても、そのような研究がなされるくらいだから、やはり機内食はまずいのである。

・寝ていると機内食は食べられないか
機内サービスの時に寝ていたらどうなるのだろう。ドリンクやスナック程度のサービスであれば通り過ぎられるのが普通だが、 しっかりしたミールサービスだったらどうだろう。起こされる事が多いように思うが、起こされずに食べられないこともある。 航空会社によって対応は違うのだろうが、いくらまずい機内食でも食べさせてもらいたいと思う。 着陸直前の機内食ならば食べられなくてもまだましだが、離陸後の機内食を食べられないと、 降りるまでか次の食事のサービスまで腹を減らせていることになるので考えものである。 ドリンクとスナックで空腹を満たすのは体に良くはない。ビジネスクラスなどではあらかじめ希望を聞いているが、 着陸前の食事を希望していたのに寝ていてサービスされなかった人をみたことがある。 なお、どこかの航空会社はいちいち希望を提出させるようなことがあると聞くが、 客にそんな手間をかけさせるのは良いサービスとは言えない。

・不衛生な毛布
飛行機を降りる時にいつも思うのだが、これが人間がいた場所なのかと嘆かわしくなる。床に散らばった新聞、毛布、 ビニール袋など、その惨状は目を覆いたくなる。掃除をする人も大変だろうなと思ってしまうのだが、ここでの問題は毛布である。 床に落とされ無惨に踏みつけられた後はどうなるのだろうか。答えは「きれいに畳まれて次の乗客を迎る」である。 食べ物のかすが付いたり土足で踏みつけられていても叩たいて畳んで次の乗客に渡されるのであって、 いちいちクリーニングなどしていないのである。
以前アメリカで航空会社の毛布に関する調査結果が発表されていたが、使いまわされていて不衛生であるという結果であった。
機内で寝る場合は、どうしても毛布を肩まで掛けて寝てしまうが、思えばきたないものを掛けているものである。

・エコノミークラスは路線バス並み
快適でないシートとしてまず思い浮かぶのが飛行機のエコノミークラスである。まるで路線バス並みである。 もちろん路線バスよりも良いシートではあるが、路線バスに乗っている時間はたかが知れているのに対して 飛行機は10時間以上も乗っていなければならない場合も多い。この点を考えると路線バスよりも乗り心地の悪い乗り物かもしれない。 とにかく足元が窮屈で、なんでこんなに苦痛なのだといつも思ってしまう。 せめて、スターフライヤーのシートピッチくらいに各社がしてもらいたいものである。

・フットレストは必要なのか
エコノミークラスのシートにはたいていフットレストが付いているが、これは役に立つのだろうか。 確かに使っている人はいるが、使っていない人のほうが多い。床から5、6センチくらい?あがったところに足を乗せて 何の効果があるのだろうか。試してみても快適だとは思わない。ひざが曲がるくらい上の位置で足を置けるのならば良いが、 そのようなフットレストは無い。今のような形のフットレストは役に立たずに邪魔なだけだと思うので、 取り除くか改良するのが良いと思う。

・ビジネスクラスシートの落とし穴
最近のビジネスクラスシートはACやVSなどのように一つ一つ独立したタイプや ANA(ごく一部の機種)などのように隣り合わないように配置されたタイプなど周りが気にならないシートが 多くなってきているのがうれしい。カップルなどは物足りなさを感じるだろうが、まわりに煩わされるより良い。 しかしながら、従来どおり2−2−2配置などで並んでいる航空会社がまだ多数派のようである。 この並びではいろいろな不都合もある。窓側の人が通路に出難いなどは言うまでもないが、細かいところで、 ドリンクやつまみはテーブルを出さずにアームレストの上に置くが、 通路側に置けば通路を通る人に引っ掛けられて落ちる可能性があるため内側に置く。 このため二人分のドリンクとつまみが中央のアームレストの上に置かれることになる。 アームレストはたいして広くないので、板を引き出して広げられるようになっていたりもするが、十分はスペースとはいえず、 自分のグラスを取るのに隣のグラスを落としてしまうのでないかと思うような場合もある。つまみを取り損ねて落としたりもする。 要するに十分な検討がなされた設計でないと非常に使いにくいのである。この点でSKのシートはひどく不快なものだった。
シートピッチや機能などで快適さや豪華さをアピールしても、 こういう細かいところまで気配りされていないシートは二流以下の証でしかない。

最近のビジネスクラスシートはシェルタイプが主流で、前の座席の人がリクライニングさせようが、こちらには関係ないし、 自分自身も気兼ねなくリクライニングできるので良い。しかしながら、 KLやDL(旧デルタ)などのように今どきシェルタイプでないシートもある。 前の座席の人が水平近くまでリクライニングして自分の前に出てくるのは気分の良いものではない。 一昔前ならともかく今どき高い金を払ってこんなシートには座りたくはない。 ビジネスクラスに乗る場合はシェルタイプシートでない航空会社には乗らないようにしている。
ただ、長距離用機材はシェルタイプでも中近距離用の機材ではシェルタイプでないシートを採用している場合もよくある。 JALやANAのB763ER(アジア路線の主力)などはその良い例で、ビジネスクラスというもののたいしたことはない。 だったら他社のちゃんとしたビジネスクラスのある機材に乗ったほうが良い。 こんなこともJALやANAが使えない航空会社である理由のひとつなのである。

パーソナルモニターは大抵は前席の背中についているが、アームレストの中に格納されていて引き出すタイプも多い。 これが煩わしい。なんでわざわざ引き出さないといけないのか。 出したらだしたで鉄パイプ(正確には鉄ではないが)と四角い箱が自分の前に居座ることになり非常に鬱陶しい。 この方式だとリクライニングさせても見やすいという意見もあるが、リクライニングさせたらさっさと寝てしまえと言いたい。 このような場合は鬱陶しいのでモニタを出さないようにしているが、そうするとフライトパスの確認ができないので、 どの辺りを飛んでいるのか分からず不便である。ちなみに、モニタが前席の背中についている場合でも、 一番前の席は前席がないのでモニタが引き出し式になっていたりするので、 このような場合は一番前の席は選ばないようにしている。

最近のビジネスクラスシートは電動でさまざまな調整ができるようになっているため、 各人が快適なポジションを求めてボタンを押しまくり、座席を動かすモーターがウィーンウィーンと音を立てているのがあちらこちらで見られる。 こんな状態だからモーターのへたりも早いようで、動かなくなっている場合もよくある。リクライニングしないなどの場合は さすがにCAに言うだろうが、細かいところの場合(オットマンが上がらないなど)は、あえて言うことはしない場合が多い。 そのため、故障がいつまでも発見されずにそのままになっていることが多いようである。
この辺りの点検は各航空会社ではどのようになっているのだろうか。

・不愉快な隣のヘッドフォン
電車に乗っているとヘッドフォンの音が漏れてきて不愉快だと思うことがよくあるが、飛行機でも同じである。 飛行機も電車同様まわりの雑音が大きいので音量を上げて聞かないと聞こえない。当然外に漏れる音も大きくなる。 映画ならまだしも音楽は途切れることが無いので非常に鬱陶しい。何とか対策を講じてもらいたいものである。
ビジネスクラスなどではノイズキャンセル機能付きのヘッドフォンを採用するところも増えてきたが、効果はどうなのだろう。 もともとはノイズを減らして聴きやすくするもであるから目的は違うが、ノイズが減れば音量も下げられるので、 音漏れも減ると思うが・・・エコノミーには適用されそうもないか。そもそも、ヘッドフォンをいっさい使用しない者からすると、 音を外に漏らさずに聞いている奴の耳の中にすべてぶち込んでやれと言いたくなる。 それはともかく、骨伝導ヘッドフォンとかにしたらどうなのだろう。
ただ、最近は自分のiPodを持ち込んで聞いている人もいるので、 こういう人が増えてくると航空会社の努力も意味はなくなってしまうが。
余談だが、SKのビジネスクラスに乗った時は、隣のチャライ感じの野郎が聞いていた音が漏れてきて不愉快だった。 ビジネスクラスでこんな思いをするとは。SKのヘッドフォンがノイズキャンセル機能付きだったかどうかは知らないが。

・邪魔なキャリーバッグ
最近はLCCやアメリカの国内線などで預入れ荷物を有料にしていたり、預入れ荷物が出てくるのを待ちたくないなどもあって、 大きなキャリーバッグ(一応機内持ち込み可能サイズ)を機内に持ち込む人が、どこの地域や航空会社でも多くなっている。 これが非常に邪魔であるし、気分が悪い。
もともとは飛行機に搭乗するタイミングはいつでも良いと思っていたが、最近はなるべく早く乗りたいと思っている。 大きなキャリーバッグに収納スペースを占領されて自分の荷物を入れる場所がなくなってしまうのを避けるためである (LCCが早いもの勝ちの自由席にしているからなんていうのは関係ない、LCCには乗らないから)。 また、考えてみればキャリーバッグのローラー(車輪)は地面をずっとこすってきたものである。 それをストウェッジの中に入れたら土足で上がるようなもので中が汚れてしまうし、 自分の荷物を隣に入れればローラーの掃除をしてやるようなものだ(かわりに自分の荷物が汚れる)。 キャリーバッグをストウェッジに入れる連中は他が汚れることなど考えていないし(空港内を転がしていれば 土埃はとれてしまうので汚れていないというのは言い訳に過ぎない)、 そもそも、大きな荷物が他人の迷惑になっているとも思っていない。
航空会社が預入れ荷物を有料にしている理由(ハンドリングコストを減らしたい、重量を減らしたい、 単に余分な金を取りたいなど)はともかく、キャビンクルーとしては大きなキャリーバッグを機内に持ち込まれることは 歓迎ではないはずだし、歓迎しない乗客もいる。いずれにしても、航空会社はキャリーバッグの持ち込みに制限を設けるべきである。 キャリーバッグ肯定派には悪いが、これは声を大にして言いたい。

・歯磨きは必要か
10時間を超えるようなフライト、特に夜をはさむフライトで着陸前の機内食サービス(朝食)の後、トイレに列ができる。 単純に用を足したい人が多いのだが、中には歯ブラシやら化粧品を抱えた人も多い。本当に用を足したい人が待っているのに ゆっくりと時間をかけて歯磨きやら化粧直しをされたら迷惑もはなはだしい。そんなことは到着後にすれば良いことであって、 機内でしなければならないことではない。まわりの状況も判断できず他人の迷惑であることも分からない自分勝手な連中を見て、 いつも腹がたつ。

・周りのことを考えろ
狭いエコノミークラスのシートのリクライニングは不快である。1ノッチくらいならいいが、最大リクライニングされると、 おまえ後ろの人のことを考えろと言いたくなる。さらに、いきなり倒されるとなおさら腹がたつ。 特に、こちらのテーブルにドリンクのカップがある場合や、何か書いたりしている場合は悲惨な結果になりかねない。 そんなにいやならビジネスクラスにでも乗れと言われそうだが、逆にそんなにリクライニングしたいのなら、 そちらこそビジネスクラスにしろということになる。 以前ネットで、いきなりシートを倒すことで年間何台のラップトップPCが壊れていると思っているんだ なんていう記事を読んだことがあるが(アメリカの記事)、まわりの見えない人間は多いようである。

周囲が見えないといえば、電車の中でかばんを肩にかけたままのやつもそう。 かばんは前に抱えるか網棚へなどと車内放送でやっているのに全く効果が無い。これが飛行機内でもいる。 かばんを肩にかけた搭乗客が通路を通る時に座っている人にかばんをぶつけていくのである。 自分がやられたらどう思うのだろう。不愉快ではないのだろうか。もっと他の人のことを考えろと言いたくなる。 自分はどうかって・・・少なくともこれらの連中よりは気をつかっている。

ところで、これらのマナーに関する注意を簡単なアニメでスクリーンに流していた航空会社があった。JALである。 いきなりシートを倒して後ろの人が怒っている様子や、かばんが座っている人にあたって怒っている様子を 簡単だけど分かりやすいアニメにしていた。周りの人のことを考えない連中は、このようなビデオに気を止めないのかもしれないが、 初めてこれを見た時は感動した。このビデオを作って流したJALはえらい(他の航空会社もあったらごめんなさい)。

・身内への言葉を機内放送で言うな
飛行中に機長の機内放送が何度か入るが、到着前の放送でキャビンクルーに対して「ハードワークありがとう」などと言うことがある。 これは乗客には関係のないことであって到着後にでも身内だけで言えばいいことである。 乗客からするとクルーが働くのは当然であって、聞こえるところでハードワークなどと言われると 「お前らのために働いてやったんだ」と言われているようなもので、不愉快である。
ここまでいかなくても、「到着までしっかりたのむ」といったような励まし的なことを言う場合もあるが、これもまた不自然である。 乗客からすれば、最初から最後までしっかり働いてもらうのが当然であって、聞こえるところで言われると、いやいややっているのか? 最後は手抜きするのか?と思いたくなる。身内に対するねぎらいや励ましの言葉を乗客に聞かせて何のメリットがあるのか。 それで好感を持ってもらえるとでも思っているのだろうか。
要するに、しっかり働いていますだの身内の連帯感がありますなどと乗客に聞かせるのは、押し付けがましく不愉快だということである。 このようなことは止めてもらいたい。なかには、これらの行為を良いことだと思っているお人よし(というよりおめでたい)乗客もいるが、 困ったものである。こんなことだから航空会社が勘違いするのだ。しっかり働くのはあんたらの仕事だろ、 乗客は金を払っているんだぞと言いたい。それがビジネスだろ。金をとってサービスしておいて、 それを感謝しろなどと言うのはプロフェッショナルのやることではない。仮に機内放送にそのような意図がなかったとしても、 乗客がどのように判断するかは考えないといけないはずであるが、それがわからないということは、自己中心主義ということなのだろう。
乗客としても降機時に一言ありがとうと言いたいところであるが、それを催促されているように感じたら言わないだろう。

・ANAが始めた糞システム
スキップだかタッチアンドゴーだか知らないが、チケットレスでそのまま保安検査場へなどという謳い文句のシステムがあるが、 これが気に入らない。利用したいやつは勝手に利用すれば良いので知ったことではないが、自分に関わってくると そうはいかない。携帯電話は大嫌いなので使うことはなく自宅でプリントアウトするなど面倒でやってられない者としては、 空港の自動チェックイン機でチェックインしてチケットを入手して(カウンターに並ぶなどはやってられない)、保安検査場に行く。 ここまではどこでも同じだが、ANAの場合、保安検査場でバーコードをチェックして搭乗ゲート番号や搭乗時刻が書かれた紙きれが渡される。 携帯などでチェックした人にはこれらの情報は必要であろうが、チケットを持っている人には必要ない(チケットに書かれている)。 にもかかわらず全員に渡される。はっきりいって邪魔で無駄なだけ。知り合いも意味ない無駄な紙と言っていたし、 誰もが無駄だと思うはずである。こちらとしては捨てるだけなのだが、名前などが書かれているので必ず小さく破いてから捨てるようにしている。 余計な手間である。一方ではエコだのコスト削減だのと言っておきながら、このような無駄なシステムを続けていることにはあきれてしまう。 システム上保安検査場でのチェックが必要であるのならバーコードチェックだけにして チケットを持っている人には紙を出さないようにすれば良いだけのことだと思うのだが、 そういうことを実践しないANAは自己満足に浸って他人の意見など聞かないのであろう。
同様のシステムがあるJALでは紙きれは渡たされない(最近乗っていないのでわからないが以前はなかった)。

そして、何と驚くことに、この糞システムが羽田の国際線でも導入されていた。SQのチケットを持って保安検査場に行くと、 例のバーコード読み取り機がありチェックして紙きれが渡された。何と無駄なことをしているのか。世界に恥をさらすつもりなのか。 こんな馬鹿げたシステムはANAの国内線だけにしてくれと言いたい。もちろんこの世から抹殺されることが一番良いのだが。

だいたいにおいて、セキュリティチェックと航空会社の手続きの一部をまとめてやっているのがおかしい(最大の問題は無駄な紙きれだが、 その根本を検証する必要はある)。航空会社と空港が結託して糞システムを作ったという感じである。 もっと考えろと言いたい。そこで働いている人たちは疑問に思わないのだろうか。または、疑問に思っても、 それを吸い上げて反映させる体制が出来ていなのだろうか。いずれにしても、こういうのを二流以下の組織というのである。

・LCC(格安航空会社)は得なのか
損か得かというのは価値観の問題なので一口には言えないが、個人的は全く魅力を感じない。
何と言っても、シートピッチの狭さは耐え難い。それぞれ差はあるもののLCCは概してシートピッチが狭く、 個人的には我慢できて1時間である(それでも乗りたくないが)。
さらには、羽田に参入して話題のエアアジアXではA330(通常シート配置2−4−2)を3−3−3のシート配置にしているが、 これはスカイマークの2−4−2配置のB767に並ぶ暴挙といえる。誰がそんな飛行機に乗るか。絶対やだ。 知らない人は気にしないだろうが。

チケットは安いものがある(場合によってはそんなに安くないこともある)ものの、預入荷物は金をとられるし、 機内持ち込みでも規定を超えると追加料金がかかる場合がある。さらに、有料の預入れはしたくないため機内に大きな荷物を持ち込むことになり、 上記のキャリーバッグのところで書いたようになって不愉快である。
また、荷物の破損などは補償されないので、補償がほしければ保険に入れといわれて余計な保険料を払うこともある。
最近良く報道されている通り、機内食などはほとんどのLCCが有料としているので、いろいろな追加の料金を積み上げていくと、 そんなに安くはない。それでも大手より安いという意見はあるが、上記の窮屈シートである。本当に得なのだろうか。 判断は各個人に任せるとして、LCCが大きなスーツケースを抱えた旅行者向きでないことは確かである。日帰旅行者、短期出張者、 バックパッカー向きといったところか。

別の考え方をすると、ビジネスクラスにするという方法はある。従来の大手航空会社ほどのものではないが、 窮屈なエコノミークラスから逃れられるチャンスではある。 大手のエコノミークラス並みの料金でちょっと狭いビジネスクラスに乗れると思えば得なのかもしれない。

また、LCCの特徴として、自由席というのがあるが、これも好きではない。 とにかく一番に並べば全席選び放題ということになるので良いが、自分の好きな席を取るためには早くから並ばないといけないので面倒である。 別料金を払えば列の前に入れるというのもあるが、これとて払った人のなかで順番争いということになる。 そもそも、そんなところまで金をとるなという感じである。

結局、スケジュールの設定上乗らざるをえない場合を除いてLCCには乗ろうとは思わない。話のネタに乗ってみようなどとも思わない。 ただ、とにかく1円でも安くと思っている人には良いのでは。


こうしてみると飛行機はあまり快適な乗り物ではないように思えてくる。乗り物の格付けをしたら飛行機はどうなるのだろう。
航空会社が利益を追求するのは当然だが、すればするほど乗客の快適さは失われていくように思われるし、 搭乗客が増えれば増えるほど問題が出てくるようにも思われる。