PHOTOS Old Log -4 (遠征記4)


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Dec.07, 2008
I went to Dubai before moving to the new airport. I'd had liked to take a picture with current condition.
For Emirates A380 which departs at 08:30 and returns at 20:30, I tried to take a picture of taking off. But I couldn't get it. Though I couldn't get Emirates A380, I could get many photos.

I had expected that RW12 is in use since taking a picture of airplane approaching to RW12L is easy at the city area, and I don't know a good place to take a picture of RW30R approach. Fortunately RW12 was in use in morning, but unfortunately using runway was changed noon.

Anyway I got Air Astana B767, Ethiopian B757, Caspian Tu154, ......, and I missed Eritorian, Ethiopian Cargo B757F, Shaheen Air B737 and so on.

I went to Dubai via Singapore. Then I could take a picture of Air Seychelles B767-200ER at Singapore. I stayed all the day at Singapore to get it.



Aug.30, 2008
I went to Madeira (Portugal, Airport Code: FNC) to take pictures of airplane. Madeira is a good place for shooting although traffic is light.

I stayed at a hotel near the airport. This is a good hotel for aviation ethusiasts since it is close to approch course for RW05 and vantage points.

View from balcony of the hotel
You can take a picture of airplane which approches RW05 at the balcony. It is an easy way to shoot.

Using runway has been RW05 during my stay. It was good for me since I could shoot at the balcony of the hotel and the vantage point near the hotel.
But at first I wnet to vantage points near RW23 to check shooting condintion. It is good when RW23 is in use. But it is not good to shoot takeing off from RW05.
After that I went to the vantage point near RW05.

View for RW23
Backlight in the morning, frontlight in the afternoon.
View for RW23 from other point
Backlight in the morning, frontlight in the afternoon.
View for the teminal
In this direction frontlight in the morning and in the evening.
Wide range of shooting area along the road.
Piers of the runway
The runway has been extended to outside of a cliff by piers.

There are many good points along a road near RW05, however a fence prevents taking a picture. You need to use a stepladder.
But fortunately there are good points on the top of bank at the opposite side of the road. The view from there is very good.

View for RW05
Fantstic View!
In this direction backlight for a few hours in the afternoon. But it is not a problem.
View for the terminal
Good View, too.
Backlight in the morning.
This place is close to the runway.

The observation deck of the airport is also a good point for shooting. It is close to a paking airplane on the apron. Light condition is good except evening.
And there are other points to watch/shoot airplane in Madeira.



June.8, 2008
I flew Singapore Airlines A380 between Tokyo and Singapore, which is launched on May.20. I don't like a crowded airplane. Therefore I avoided the inaugural flight and flew the flights of May.30 and June.1. But these were crowded.
This is my impression for A380.

It takes long time to check in and boarding(disembarkation). It is not good for me.

It is quiet inside A380 compared to the other planes. Yse, it is true. But I don't think that it is a reason for selecting A380 flight.

Some people say that the giant A380 body is hard to shake. But it is nonsense. A380 is shaked in turbulent air. Shaking depends on air stream. It is non of passengers business.

There are many passengers, there are many baggage. So it takes long time to pick up my baggage on arrival. It is not good for me. And I guess that some people bring their large baggage into a plane to avoid long time waiting for picking up their baggage. It is nasty.

The A380 is not special but a normal airplane except it is a 2-story-airplane. I think that it is not whorth flying A380. There are many passengers, it is a disadvanatge. I prefer B777(A330/A340) to A380.



May.2, 2008
Transaero launched scheduled flights between St.Petersburg and Narita last week. It has been operated with B767-300ERs.
Photos taken at Narita were added.



April.28, 2008
Photos taken at KANSAI were added. At Kansai International Airport, still there have been good chances to shoot landing of airplane although the second runway has been in operation.
By the way, Moomin of Finnair is drawn with line only? The line of Moomin is disappearing. Especially Snorkmaiden of the port side is threatened with disappearance. Is it toosad?



Feb.24, 2008
I went to Spanish Malaga and Gibraltar (territory of UK). I enjoyed good shooting enviromnent of Malaga and an amazing Gibraltar Airport.

Malaga
There are good place to watch airplanes around Malaga Airport, and traffic is not light. Therefore it is a good airport for airline enthusiasts.
I went to RW13 end and looked for good place for shooting since the using runway was RW13 when I visited. Then I could find a good place and could take many pictures there.
Before finifing shooting, I moved to another vantage point where I could see the airport well. See the following photo.

View from the vantage point.
Another similar size terminal on the right side.
Under construction for new terminal on the left side. (Feb.9, 2008)

Gibraltar
I went to Gibraltar from Malaga by bus. Using bus is a conveninent way and is cheap (10.33euro). It takes about 2 hours and a half from Malaga to La Linea where is close to Gibraltar.
Gibraltar is amazing place. A road crosses the runway and cars and people can cross the runway. The road is closed when an airplane uses the runway. See the following photos. You can take a picture from top of the rock.

After shooting I returned to Malaga by bus and took a flight to Madrid. Nex day I returned to Tokyo.

See Photos of Gibraltar
(Another picture in Japanese article)
If your browser is Google Chrome, this picture show can't work well.



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アラビア遠征記2(2008年12月7日)
何年かぶりでドバイに行ってきました。来年から新空港に移るという話があり (詳細スケジュールは未確認)、新空港になると撮影環境が悪くなる可能性もあるため今のうちに もう一度行っておこうと思い立って行ってきました(エミレーツのA380が飛び始めたこともあるし)。

ドバイでの撮影
例によってシンガポール航空にしました。SQ631(A380よりもB772の ほうが良いのでSQ637にはしませんでした)でバンコク経由でシンガポールに行き、SQ490(B773)で ドバイという経路でしたが、SQ490で行くと午前3時過ぎに到着するので空港のベンチで朝まで 居眠りをして朝まで待つことになってしまいました。

エミレーツのA380は8:30に出発なので、この上がりを狙いに行くつもり でしたが、タクシー待ちの長蛇の列に並んでいたため目的地(RW30L側のショッピングセンター)に 着いたのは8:45を過ぎていました。9:00を過ぎてもA380が上がっていかなかったので、 間に合わなかったのだと諦めてカメラをしまって戻りのタクシーをつかまえようとしていると地面を 這うようにやっと上がっていくA380が見えました。9:34くらいでした。1時間も遅れて 出ていくとは・・・

その後、RW12Lのアプローチ機を撮るためデイラの街中に移動して10:30ころ から撮影を始めました。12:00くらいになって、いよいよお楽しみのエチオピアカーゴのB757Fが 来るだろうと思っていると、頭上を離陸機が飛んでいきました。肝心なところでランウェイチェンジになって しまったのでした。

RW30Rのアプローチの撮影ポイントはおさえておかなかったので、とりあえず、 A380の上がりを狙ったショッピングセンターまで行きましたが、そこでは満足に撮れないため 撮影可能個所を探して炎天下を歩きまわるはめになり、結局良い場所(日陰で撮れるところ)は見つからず、 ところどころで何枚か撮った程度になってしまいました。

これだけ疲れてこの程度かと思いながらショッピングセンターまで戻ってタクシーを つかまえようとしましたが、ぜんぜんつかまらず、仕方ないのでショッピングセンターのインフォメーションで お願いしてタクシーを呼んでもらいました。それでも45分くらい待ちましたが。朝はたまたま客をおろした タクシーをつかまえられたのですが、午後はろくな収穫もなくこんなことになるとは・・・
やっとホテルに着いたものの、ろくなホテルではありませんでした。ドバイはホテル料金が 無駄に高いため安めのホテルにしましたが、これで15000円はぼったくりです(まともなホテルは 30000円以上する)。デイラの撮影ポイントまでは歩いて7、8分で、部屋からRW12Lのアプローチ機を 見ることができましたが、色付の汚いガラスで開けられないため撮影はできませんでした。

2日め(最終日)は、エミレーツのA380は前日のこともある(帰ってこられない) のでRW12Rからの上がりであればあきらめて、RW30Lからの上がりであれば街中のどこかで撮ろう と考えていましたが、結果はRW12Rからの上がりだったので撮りませんでした。結局エミレーツの A380は撮れず仕舞いでした(A380の戻りは20:30なので、これは撮れない)。エミレーツの A380を撮るならばドバイよりもニューヨークのほうが良いのかもしれません。

エミレーツのA380が駄目でも、RW12Lのアプローチは撮れるので8:30から 撮影ポイントに向かいました。ランウェイチェンジになる前に撮れるだけ撮ろうと思っていましたが、 早くも11:00にはランウェイチェンジになってしまいました。仕方なくホテルをチェックアウトして 空港に向かいました。まだかなり時間があるわけですがRW30Rの撮影ポイントに行ったのでは帰って こられなくなる可能性もあるし、デイラの街中に行っても上がりは満足に撮れないし・・・そこで、 カーパークに行って撮影を始めました(少し距離はありますが撮影は可能でした)。
場所がら長いは無用ですが、せめてヨルダンのA321が上がるまで1時間くらい ねばることにしました。50分くらいしてヨルダンのA321が上がり、カメラに入れていた512Mの メモリも残り数枚になったので退却時と判断して、ターミナルに戻り、あとは広いテラスで飛行機を 見ながら(撮影禁止:コンパクトカメラで記念に1枚くらいなら問題ないようです。ただし色付ガラスで 汚れている)、遠征記を書いて時間をつぶしていました。

今回の遠征では、事前に作っておいた撮影リストのうち半分くらいは撮り損ないました。 エミレーツのA380をはじめ、期待のエチオピアカーゴ、エリトリアは撮れず、アゼルバイジャン、 スーダン、シャヒーンエア等も撮れませんでした。シャヒーンエアは帰りぎわに実物を見れましたが、 撮ってみたくなるようなカラーリングだったので残念でした。収穫だったのは、エアアスタナのB767、 エチオピアのB757(パッセンジャー、ふだんはB767のようです)、カスピアンのTu154、 今まで何度も撮り逃してきたマハーンエアーのA310あたりでしょうか。出来はいまいちでしたが アルマビアのA320も撮れました。その他、今回初めて見たバーレンエア、Kayalaなどもありました。

ドバイの空港は居心地悪し
飛来機は楽しいドバイですが、空港は駄目ですね(ターミナル1しか知りませんが)。 出発エリアは広いテラスを除くとたいした施設もなく時間をつぶすにはいまいちです。チェックインエリアに 入ってしまう椅子すらろくになくてひどいものです。出国後は店だけたくさん並べたためにレストエリアが 不足していて、とって付けたように並べた椅子(妙に汚れている:理由は・・・)だけでは大量の乗客に 対して足りません。ゆっくりと過ごせような感じではなく、時間をつぶすには不向きです。感じの良い ターミナルではないです。中央の吹き抜けも無駄なだけの空間に見えてきます。前回は予定の便のひとつ前の 便に飛び乗ったので見ている時間はなかったのですが、こんな居心地の悪いターミナルだったとは・・・ 私の価値観では主要空港では最低です(知っている限りではですが)・・・空港での時間をショッピングだけに 費やす人には良いかもしれませんが・・・
ドバイのターミナルはドバイの社会の縮図のようです。

シンガポールでの撮影
帰路はドバイを20:00に発つSQ491(B773)で、シンガポールには翌日の 07:15に到着なので、SQ12でその日のうちに成田に戻ってこられるのですが、シンガポールで 撮りたいものがあったので深夜のSQ638(B772のSQ632にするという方法もありましたが、 A380のメインデッキにはまだ乗っていなかったのでA380にしました)にして、まる1日シンガポールで ねばることにしました。

シンガポールでの狙いは週1便しかないエアシェイシェルとエアジンバブエ(ほとんど来ませんが) でした。エアシェイシェルの定刻の到着時間は7:40と早く、さらに早めに到着するので、シンガポール到着後すぐに インターネットでエアシェイシェルの到着時間を確認してから入国を済ませてターミナル1の展望デッキ(汚いガラスが ありますが色がうすいのでターミナル内より良い)に急行しました。
エアシェイシェルがターミナル1を使用するといっても展望デッキから撮れる位置に来るという 保証はなかったのですが、運良く撮れる位置に来てくれました。手前の駐機と工事用重機のアームが邪魔していたため 撮影チャンスは到着時と沖止めに移動される時(出発は深夜なのでゲートから一旦離される)の2回のみでしたが、 何とか撮影できました。
エアジンバブエは相変わらずのcancelledだったので、シンガポールでの撮影予定は終了したため、 手前のエアインディアエクスプレスが出発するのを撮って終わりにしました。後は遠征記を書いて時間をつぶしていました。
その後、シャワーを浴びに行ったのですが、通されたシャワールームのシャワーが壊れていて、 つなぎ目から湯が漏れてしまい、満足に使えませんでした。まだ1年も経っていないターミナル(T3)の施設なのだから しっかりしてもらいたいものです。

今回最後のフライトのSQ638は、プッシュバックを始めてすぐに問題があるということで ゲートに戻ってしまい、結局1時間くらいのディレイとなりました。問題の具体的な説明はありませんでしたが、 何度もアクチュエータを動かしているようだったのでフラップ/エルロン/スポイラーあたりに問題があったのでは ないでしょうか。信頼性の高いA380が聞いてあきれます(実のところ成田線のA380の定時運行率はそんなに 良くはないようです・・・メカ的な理由によるものだけではないですが)。その他不快なことがあったので、 A380に乗るとろくなことがないです(まだ3回目ですが)。
今回のここまでの3フライト(すべてB777)は快適だったのですが最後に落ちがありました。 終わりが悪いとすべてが悪かったように思えてしまいます。
いずれにしても、B777のほうがA380より余裕があって楽です。SQに乗るなら B777、A380、B747の順ですね。

そろそろ切れるぞ
ようやく成田に着いたものの、フライトは不快だったわ、混雑しているわ(到着が遅れた せい、定刻であればすいている)、荷物はなかなか出てこないわで非常に気分が悪かったところに、追い打ちを かけるようなことが発生しました。最後の税関のところで荷物の中を見せろと言われてしまいました。 ほとんどの人はそのまま通れるのですが、一部の人は荷物の中を見せるように言われていました。 検査官の判断によるわけですが、単なる主観(偏見)にすぎず、そんなことで「こいつはあやしい」 と見られるのは非常に不愉快です。
そのまま通り過ぎた人の荷物のなかに違法な物が入っていなかったと保証できる のでしょうか。問題の無い者の荷物を開けさせて、問題のある者を見逃してはいないでしょうか。 たまたま数パーセントの不正を押さえられたとしても、それが彼らのやり方の正しさにはなりません。
「仕事ではなく個人的旅行であちこち行っている(パスポートにたくさんのスタンプが 押してある)奴はあやしい」という一方的な偏見で犯罪者扱いされるのは非常に不愉快ですし、それが まかり通っていることに怒りを感じます。 たまにグループでツアーに参加して偽ブランド品を買い込んでくるお気楽OLや大麻好きの馬鹿大学生、 持ち出し禁止の物でも持ってくるボケ老人もいれば、金ほしさに麻薬の運び屋をやっている連中に 年齢性別国籍は関係ありません。結局みんなあやしいわけで、きちんとやるのであれば、全員の荷物を 開けさせるべきでしょう。

検査するのが検査官の役目であることはわかっていますが、だからこそ、偏見で対象を 決めてほしくないのです。協力しないと言っているわけではないですが、自分ほど法律を守っている奴は いないと思っているだけに、疑われることは非常に不愉快なのです。他の連中が何も疑われないで、 こちらだけが疑われるというのは我慢できません。それがつまらない偏見によるものであればなおさらです。
「ドバイの航空会社は日本に来てますよね」とかぬかしていましたが、だからドバイに行く 必要はないというのか。それなら、どこかのビーチリゾートに行ってきた奴に「海は日本にもありますよね」 と言うのか。ふざけるな。どこに行こうがこっちの勝手だ。個人でいろいろな所に行ってはいけないのかよ!

その場で文句を言いたかったところですが、後ろには何人も並んでいるし、バスの時間の都合も あったので止めておきました。しかし、このままでは怒りがおさまらないし、同様の偏見は続くので、 次回は、目の前で荷物をぶちまけてやろうかと思います。
成田に限らず税関はどこも不快なもので、そのうち怒りが頂点に達してどこかの税関で 暴れてしまうかもしれません。



リゾート遠征記2(2008年8月30日)
リゾート遠征記1で書いたケルキラ島(別名コルフ、ギリシャ)と同様に、かねてから 行ってみたと思っていたマデイラ(モロッコの沖の大西洋に浮かぶ島、ポルトガル)に行ってきました。 空港はフンシャル(Funchal、空港コードFNC)になります。滑走路が崖沿いに作られていて 海のほうまで橋脚を立てて拡張されていることで有名な空港です(下の写真参照)。

マデイラへの道
マデイラに行くには、ポルトガルのリスボンまでどこかの航空会社で行って (LHのFRA経由やAFのCGD経由など)、そこからマデイラまでTAP(エアポルトガル)を 利用するのが一般的ですが、今回はバージンでロンドンまで行って、その後はTAPで ロンドン→リスボン→マデイラと行くことにしました。
バージンの成田−ロンドン線の機材は言わずと知れたA340−600なので、 A340シリーズ全種制覇にあと一歩となりました(あとは−200のみですが、乗ろうとしたら エジプト航空くらいしか思い浮かばない)。
今回は夏休みシーズンということもあってエコノミークラスの料金が高めなので、 それだったらということでプレミアムエコノミーにしてみましたが、微妙ですね。 専用チェックインカウンターがあって、搭乗と荷物に優先権があるのは良いし、シートも悪くはない ですが、シートピッチはたいしたことはないので前のシートを倒されるとかなり窮屈になります。 今回は隣が空いていたので良かったですが満席になると圧迫感がありそうです。エコノミーよりは 疲れないのは確かですが・・・ 
他社のプレミアムエコノミーはわかりませんが、同じようものかもしれません。 いずれにしてもJALのようなシェルタイプのシートのほうが倒れこみがないので良いですね。 あとは、VSのシートにはオットマン(足置き)がなかったのはがっかりでした。
さらに、VSのマイレージプログラムであればプレミアムエコノミーだとマイルが 1.5倍(エコノミー12000マイル、プレミアムエコノミー18000マイル)になるのに、 シンガポール航空のマイルに加算すると12000マイルにしかならないのが残念でした。

ロンドンで一泊して翌朝TAPでリスボンを経由してマデイラに行きましたが、 両便とも機材はA320でした。帰りも同じルート(逆ルート)でしたが、マデイラ→リスボンは A319、リスボン→ロンドンはA320でした。
なお、ロンドンからマデイラまではTAPの直行便がりますが、空港がヒースロー ではなくガトウィックまで行かなければならないのでやめておきました。また、ロンドンからマデイラの 直行便はイージージェットもありますが、格安航空会社には乗ろうと思わないので(実際それほど 安くはないし、シートピッチが狭かったり、早く並んだ者勝ちの自由席だったりするので)、 これも選択外でした。

TAPの印象は、乗務員の感じは良かったですがチェックインカウンターのスタッフが 不機嫌そうで良い感じではなかったです。SQのマイレージ加算に手間取っていたようですが(TAPの カウンターでSQのマイレージカードを提示する乗客はほとんどいないでしょうが)、スターアライアンス メンバーなのだから手際よくやってもらわないと。
あとは、革張りのシートは手入れ(清掃)が良くないと汚らしいですね(ありがちですが)。

往路のリスボンでは時間に多少余裕があったので撮影ができればと思っていましたが、 ぜんぜん駄目でした。場所によっては撮影できなくはないようですが、ターミナル2に行ってしまうと 撮影ポイントはなさそうでした。
それにしても、リスボンの空港は古いし、ゲートが少ないせいか沖泊めばかりだし、 あまり良くはなかったです(ターミナルの古さではヒースローも負けていませんが)。新しい空港を 作っているようなのでいずれ改善されるでしょうが、また行く機会があるかどうか。

ロンドンでは帰国時に時間に多少余裕があったためターミナル内から撮影してみました。 ターミナル3の端からRW27Rの離陸がちょうど撮影できたのですが、前に駐機している機体(これに 乗って帰る)がかなり邪魔でした。
ヒースローといえば、空港近くのラウンドアバウト(交差点)にエミレーツの A380の1/3スケール模型が展示されたことが話題になっているので、これの写真を撮ってこようと思っていた のですが、結局撮りに行っている余裕はありませんでした。バスのなかから見ることはできましたが、 思っていたよりも大きくなかったです(1/3スケールということは全長で20m以上あるはずですが)。

マデイラの撮影ポイント
マデイラの撮影ポイントはいろいろありそうですが、まずは空港の北西側の道路沿い になります。各所に駐車エリアが設けられているため、車を止める場所の心配をする必要はありません。 どこの場所でも空港を見下ろす位置にあるため眺めは良いのですが、フェンスがあるため、撮影するには 脚立が必要になります。
どのポイントでも午前中はRW23方向が逆光、午後はRW05方向が逆光に なりますが、見下ろす感じと太陽の位置が高い(冬場はわかりませんが)ため、撮影は可能です。 いずれにしても16時くらいからは光線状態がよくなります(夏場は21時近くまで明るい)。

以上のポイントは空港の西側(RW05)よりになるので、東側(RW23)よりで 撮影するためには別の道路沿いに行く必要がありますが、こちらも同じような条件で撮影できます。 しかもフェンスよりも高い位置にあるので脚立は必要ありません。

別の撮影ポイントは空港の展望デッキになります。入場無料、オープンエアで邪魔な フェンスもなく駐機中の飛行機がすぐそばで見れます。滑走路上の離着陸機も撮れますが、前に駐機が あると邪魔になります。こちらは、夕方を除いて終日順光になります。
そのほかにも、撮影ポイントはいろいろありそうでした。

マデイラにて
マデイラでは空港北西側の道路沿いから撮影することを想定していたので、 レンタカーを借りましたが、マデイラに行きながらフンシャルの町まで行くこともなく、 空港近くのホテルに3泊しました。ホテルのベランダからはRW05へのアプローチ機を撮ることができ、 撮影ポイントまでは車で3分くらいで行けるという好条件でした。

ホテルのベランダからの眺め。
飛行機は海岸線を通過していく。広角レンズで撮影しているため海岸線までは遠いように感じるが 実際は近いので、デジタルカメラに300mmのレンズをつければB737クラスの機体でも 十分に撮影できる。

滞在中は天気も良く、日差しが強い割には風があるせいかたいして暑くもなく、 ロケーション(背景など)も最高で、撮影条件には恵まれていていました。
ところが、飛行機がなかなか来ない! 平均して30分に1機くらいという感じで、 しかもバリエーションに乏しく(来る航空会社や機材が一緒)、ヨーロッパのリゾート地とは思えない 状況でした。チャーター便がどんどん降りてくることを期待していたのですが・・・誤算でした。 撮影条件が良かっただけに残念でした。

マデイラでは夏場(天気が良ければ)はRW23方向から常に風(それなりに強い 海風)が吹いているようなので滞在中はずっとRW05使用でしたが、最初(午前中)はあえて RW23方向に行って、そこからRW05の離陸機を狙ってみました。ほぼすべてが小型機(B737や A320)であるため上がりが早くて良い感じには撮れないし、着陸機はすぐに方向を変えてしまうので 目の前まで来ることはほとんどありませんでした。それでも何枚か撮影できたので、当初予定のポイントである RW05側に移動しました。

RW23エンドの眺め。
撮影したのが午前中のため逆光であるが、午後からは順光になる。
ポイントを変えてのRW23エンドの眺め。
撮影したのが午前中のため逆光であるが、午後からは順光になる。
同じポイントからターミナル方向を望む。
この向きは午前中と夕方が順光になる。
フェンスが問題にならないのは一目瞭然。
道路沿いをRW23エンド方向にもターミナル方向にも移動できるので、 撮影可能範囲は広い。
滑走路の橋脚
このようにして滑走路が崖から飛び出すように作られている。
下には道路が立体交差している。

RW05よりに移動したもののフェンスがあるため、車の屋根に腰掛けてかろうじて 撮影するという状況がしばらく続きました。そんななかで打開策を探して道路の反対側にある坂道を 登ってみると、そこは、すばらしい眺めでした(フェンスの高さなど関係なく空港全体が見渡せる)。 以降はそこで撮影しました。
飛来機が少ないので車のなかで待機していて(日よけのため)、飛行機が見えると 坂道を登って撮影するというのを繰り返していましたが、結構つかれました。坂の上に長時間車を止める のは適当ではなさそうだったので、仕方ありませんが、疲れる価値のあるポイントでした。
このような上から見られるポイントは何ヶ所かありそうでした。

RW05エンドの眺め。
この高さからの眺めはすばらしい。
フェンスなど問題外。
この向きは午後の一時期が逆光となるが、あまり気にならなかった。
同じポイントからターミナル方向を望む。
こちら側の眺めも良い。
この向きは午前中逆光となる。

一般的な70〜300mmズームレンズをデジタルカメラにつけている場合、 A310以上のサイズの機体が正面に来ると画面に入りきらない。それほど近い。
中大型機はめったに来ないが・・・

ここまで2日間を要しましたが、飛来機がすくないので、なかなか満足のいく写真が 撮れなかったため最終日の午前中も粘ってみました。あまり成果はありませんでしたが。
空港に戻ってレンタカーを返却後は展望デッキで1時間ほど撮影しましたが、 たまたま駐機が3機並んでいて(飛来機が少ないわりに、そのような時間帯がある)、邪魔だったため 滑走路上の離着陸機は撮りにくかったです(駐機と出迎えの人による混雑がなければ良い 撮影ポイントでした)。



A380搭乗記(2008年6月8日)
5月20から成田−シンガポール線に就航したシンガポール航空のA380に乗りに行ってきました。
就航当初は混むだろうと思って、少しずらした5月30日に乗りに行きましたが、混んでいるのは 変わりありませんでした。帰りは6月1日(今回はA380に乗りに行くのが目的なので、 すぐに帰ってきました)でしたが、この時の乗客は461名(定員471名)ということだったので 盛況のようですね。ちなみに就航当日の成田→シンガポール便の乗客は420名だったらしいので、 就航当日よりも混んでいたことになります。

5月30日のSQ637便はA380受領4機目の9V−SKD、6月1日のSQ638便は 9V−SKCでした。9V−SKDが成田線にはりついているのかと思っていましたが、違うようでした。 5月31日のSQ638便は9V−SKDだったようなので、1日おきに入れ替わっているのかもしれませんが、 機内仕様は変わらないので、どうでも良いことではあります(全機に乗ろうとか、全機の写真を撮ろうとかは 考えていないので)。

ということで、私の独断と偏見?でA380をぶった斬らせてもらいます。 エアバス嫌いの私ではありますが、中立の立場で搭乗から離陸、飛行中、着陸と順を追って行きたい と思います。

チェックイン:今回は空港に良い時間帯に行ったので、特に問題はありませんでしたが、 A380のように乗客が多くなれば、チェックインにも時間がかかることになります。カウンターの前で 長い列に並ぶようなことにはなりたくないです。

珍しい:A380は就航して間もないこともあって、空港では写真に収める人が多い ようですが、搭乗時や降機時にボーディングブリッジのあたりで、何人もが写真を撮っているのは邪魔です。 さらに、機内では何が珍しいのか知りませんが、あちこちで写真を撮っている人がいて、そのたびに ストロボをちかちかされると非常に鬱陶しいです。写真を撮るなと言うつもりはありませんが、 ところかまわずストロボをたくのは迷惑です。A380が珍しいと思われている間は、しばらくこんな感じが 続くのでしょうか。あ〜うざってー。

総2階建:今回は行きも帰りもアッパーデッキ(2階)にしました。アッパーデッキに 付けられたボーディングブリッジがどんなものか試してみたかったわけですが、思ったよりも、滑らかな スロープになっていて2階にいくような感じはあまりありませんでした。総2階建であっても、 メインデッキ(1階)とアッパーデッキともにブリッジを付けられるのであれば、乗機にはさほど問題は ないのかと思いますが、乗客の人数が増えれば乗るのに時間がかかるのは当然で、400人くらいならば ともかく500人を超えるとわずらわしく感じるのではないでしょうか。
今回はアッパーデッキにしか乗らなかったので、メインデッキとアッパーデッキの単純比較は できませんが、どちらに乗っても大差はないと思われます。一般的には「2階席」に乗ってみたいという人が 多いと思われますが、2階だからといって何か特別に良いことがあるわけではありません。なお、感じとしては メインデッキのほうが開放感がありそうでした。ちなみに、A380はエコノミークラスの場合、メイン デッキが1列に3−4−3のシート配置(B747と同じ)で、アッパーデッキは2−4−2のシート配置 (A330/A340などと同じ)になっています。

窓:エアバス機は窓が小さいなどと言われていて、窓周りはあまり評判は良くないようですが、 A380も例外ではないようです。アッパーデッキに関して言えば、窓が大きいというわけではなく、しかも窓までの 奥行きがある(つまり壁が厚い)ため外はよく見えません。あまり気持ちいい感じではありませんでした( メインデッキも似たようなものでしょう)。そのため、2階席に乗ったら眺めが良いだろうなどというのは 幻想にすぎません。

非力?:A380ほどの機体に500人近い乗客と荷物を載せれば、当然重くなる わけですが、やはり離陸は厳しいですね。滑走を開始してもエンジンパワーは感じられずなかなか 浮き上がりません。ある意味ではソフトな離陸なのかもしれませんが、私には迫力不足に感じて 面白みがありません。

静寂性:室内は他の機種に比べて確かに静かでしたが、音がしないわけではないですし、 もともと音を常に気にして乗っているわけではないので、他機種と比べて静かだからといってどうということも ありません。静かなのにこしたことはありませんが、それがあえてA380を選ぶ理由にはなりえません。

低振動:A380は機体が大きいため他の機種に比べて揺れが少ないと言われますが、 通常の飛行では比べる余地もなくわかりませんし、気流の悪い所に入れば揺れるのはどの機種も同じ事なので、 A380は揺れが少ないなどというのは無意味な話です。揺れるのは気流の問題です(気流の悪い所を 避けるかそのまま通過するかは、パイロットが様々な条件を考えて決めることであって、その判断の なかには機種の特性というのはあるでしょうが、それは我々乗客には関係のないことです)。

止まらない?:動いている重たいもを止めるのは簡単ではないですが、A380にも 同じことが言えるようで、着陸してもすぐには止まらず滑走路の長さを十分に使うようです。ただし、 小型機にあるような無理やり止めている感じがないので、着陸は快適と言えそうです。

降機:乗機と同様ですが、ブリッジがアッパーデッキに付けられるゲートであれば、 メインデッキでもアッパーデッキでも問題なく降りることは出来ますが、ブリッジがアッパーデッキに 付けられないゲートの場合や沖止めになった場合を考えると、ぞっとします。

荷物:乗客の数が増えれば荷物の数も増えるわけで、預けた荷物が出てくるまでに時間が かかることになります。プライオリティ(優先出庫)のあるファーストやビジネスクラスであれば、たいした 問題ではありませんが、エコノミーで運悪く最後に搬出されたコンテナに荷物が載っていたとしたら、 出てくるまでにどれくらい時間がかかるのでしょう。こんな最悪な事態にはなりたくはないですが、 A380のエコノミーに乗る以上は避けて通れません。
これだけでも問題ですが、さらに問題なのは、この事態を回避するために、荷物を預けずに 機内に大きな荷物を持ち込む連中が増えることです。本人たちはそれで良いでしょうが、まわりの人間からすると 迷惑な話です。こんな不快な光景がA380では増えるかもしれません。
乗客が多いということは、乗る側からすれば不都合なことが多くなることを意味します。 私は乗客の多い飛行機には乗りたくありません。

結論:多くの人が「A380は何か特別な飛行機なのでは」と思っているのではないかと 思われますが、実際に乗ってみると、何か特別な目新しいものがあるわけではなく、ごく普通の飛行機です。 変な期待をするとがっかりします。A380は就航間もないことと初の総2階建旅客機ということで話題性は ありますが、あえてA380を選んで乗るという価値はありません。乗客が多いということを考えると、 むしろ価値は下がります。もし、同じ路線にA380とB777(又はA330/A340)が飛んでいる のであれば、私はB777(又はA330/A340)を選びます。

ここまでは、A380の一般論を書いてきましたが、ここからは、シンガポール航空の A380について書きたいと思います。

SQのA380といえば個室のスイート(ファーストクラス)が話題になっていますが、 ビジネス及びエコノミーはB777−300ERからの流れであり、これに関しては目新しさはないと言えます。 ビジネスの1−2−1のシート配置は魅力ではありますが、エコノミーに関しては何の利点もありません。

機内エナターテイメント関連の設備は、従来のクリスワールドの発展型のようでは ありますが、これはお粗末です。まず、離陸前のセイフティインストラクション(ライフジャケットの着方など 安全に関する説明)が放送されますが、往路便では、これがノイズだらけの途切れ途切れでどうしようもない ものでした。いったん放送が始まりあまりにひどくて、途中から最初に戻って放送されましたが、それでも駄目でした。 さらに、復路便では、私が座った席のシステムがまともに動作しない。ボタンを押しても反応しないし、忘れたころに なにやら動き出す始末でどうにもならないので、あきらめましたが、だいぶたってから、自己修復機能が 働いたようで、 "reloding"が始まり、そのあと正常に動作するようになりました。 今までSQには何度も乗りましたが、こんなことは初めてです。A380のシステムの完成度が低いという ことです。

今回のフライト(往復とも)で非常に気になったのはまわりの客のヘッドフォンの 音量がうるさかったことです。最初はろくな連中が乗っていないなと思っていましたが、よく考えてみると ヘッドフォンの問題かもしれません。今までSQのフライトでこのような経験はないので、 A380ではB747などとは別のタイプのヘッドフォンを使っていて、そのヘッドフォンが音漏れの 大きなものなのではないでしょうか。本当のところはわかりませんが、迷惑なのは確かであって、 SQには何らかの対策を望みたいです。

SQの夜間のフライトでは、エコノミークラスであってもアメニティキット(靴下と 歯ブラシのセット)がもらえますが、今まではジップロックの付いたビニール製の袋に入ったものでしたが、 A380ではジバンシー製でチャック付きの布袋に入っています。個人的には、こんなところに気を使う くらいならば、もっと他のところに力を注いでほしいと思います。

SQのA380のアッパーデッキは半分がビジネスクラスのためエコノミーの 座席数はそれほど多くはありませんが、トイレは後方に2つあるだけで、少ないような気がします。 乗客の数が増えればトイレの数もそれなりに必要になると思いますが、十分な配置になっているので しょうか。

A380の話はこれくらいにして、今回の遠征について書きたいと思います。 とにかく今回はA380に乗ることが目的だったわけですが、せっかく行くのだから、久しぶりに ロイヤルブルネイに乗ってシンガポールからブルネイまで行ってきました。往路はA319で、復路は A320の予定だったので、これでBIの全機種(B763、A319、A320)制覇ができると思って いましたが、出発の数日前に確認すると復路はB763になっていて、実際に乗ったのもB763でした。 全機種制覇はなりませんでしたが、A320程度の人数の乗客しかB763に乗らなかったので 相対的にすいていて快適なフライトでした(何ゆえA320がB763に変更になったのかは 知りませんが)。

復路のSQ便では離陸後しばらくして、簡単な夜食がだされたのですが、 食後に何か不快感があってのどが渇いた(体調があまり良くなかったせいかもしれませんが)ので、 水を頼んだのですが、15分くらいたっても持ってこない。 普段は水を頼むことなどはめったに無い私が珍しく頼んだのに(それくらい飲みたいと思っていたのに)、 この仕打ちは何なのでしょう。さらに、最近は(他の航空会社で)機内食を出し忘れられたり、 毛布を持ってきてもらえなかったりと続いていることもあるし、前述の自席のエンターテイメントシステム の不具合の最中だったこともあって、かなり不快な気分になりました。 夜食の箱を回収に来た乗務員に水を頼んだのに受けとってないと言うと思い出して持って来ましたが、 いまさらいらないと断りました。しばらくして日本人乗務員を連れて謝りにきましたが、 もういいですといって終わりにしました。このへんはどこぞの航空会社とは違うところでしょうか。 しかしながら、これでSQの評価が下がったことは間違いありません。たかがそれくらいではありますが、 すべては小さなことの積み重ねです。各航空会社にはがんばってもらわないと、私が乗る航空会社が なくなってしまいます。
水を飲まなかったせいかどうかは分かりませんが、夜食後の不快感が残っていて 朝食は食べる気がしなかったので、何も手をつけづに寝ていました(水だけは飲みましたが)。

今回はA380に乗るのが目的ではありましたが、シンガポールでは時間があったので ターミナルのガラスに張り付いて半日ほど撮影しました。収穫はジェットエアウェイズのA332と カタールのアジア杯塗装のA333あたりです。今までカタールにはあまり恵まれていなくて、 ニューカラーさえ撮れてなかったのですが、いまだに残っている2006年アジア杯カラーを撮れたのは 良かったといえます。なお、期待していたJett8のB742Fは撮るには撮れたのですが、 肝心なところで目の前にB744がプッシュバックしてくれたおかげで台無しでした。

最後にシンガポールチャンギ空港の第3ターミナル(T3)ですが、オープン直後に行った時に 比べると、かなり店が増えていまいた。これならば、T3だけでも時間を過ごせそうです。
また、今回はシンガポールに入国して、T3の展望デッキに行って見ましたが、やはり 展望できない展望デッキでした。使い物になりません。
他には、T3に作られていたホテルはクラウンプラザでした。もう少し安いホテルが 空港近くにほしいところです。



成田空港(2008年5月2日)
先週から成田に来るようになったトランスアエロのB767−300ERを 撮りに行ってきました。火曜日と金曜日の週2便なので、撮りに行くチャンスはゴールデンウィークの 今しかないと思って行ったのですが、あいにくの天気で台無しでした。 トランスアエロは降りも上がりもAランウェイを使うようです。1回見ただけでは 確定できませんが、いつもAランウェイでしょう。

久しぶりに成田に行ったので、最近の成田にしては収穫がありました。ANAの パンダ等かなり前からいるのに撮ってなかったのを撮っただけなのですが。 ただ、収穫があったといっても悪天候ためにきれいな写真は撮れてないのですが・・・特に、今回の ターゲットのひとつだったエアカナダのB773ERとA333は悪コンディションのなかでの撮影に なってしまいました。あとは、デルタのB772LRやアエロメヒコのニューカラーは空振りでした。



関西空港(2008年4月28日)
今年も関西遠征の季節(撮影条件を考えて4月末から10月初の間くらいしか関西には行かない ことにしている)になったので、行ってきました。第二滑走路が運用開始されてから初めてなので、撮影条件は どうなのだろうと思っていましたが、第二滑走路が使われるのは昼前後の混雑時だけのようで、午後からの 到着便は今までどおり展望デッキから撮影できて良かったです。あまり収穫はないのではとも思っていましたが、 それなりに行ったかいはありました。
フィンエアーのMD11はムーミンでしたが、ムーミンは線だけで書かれているような感じで、 しかも線が消えかかっていて残念な感じでした。特にポート側のノンノ(フローレン)は半分くらい消えていて 悲惨なのもでした。何とかしてあげて! どうでもいいことですが、ノンノ(フローレン)は英語名は Snorkmaiden なの ですね。



南欧遠征記1 (2008年2月24日)
エールフランスのマイル延長をかねてスペインのマラガとジブラルタル(イギリス領)に 行ってきました。 ジブラルタルといえば、空港を道路が横切っていて飛行機が来る時だけ道路が閉鎖されるという珍しい空港です。 ヨーロッパでは行きたい所が何ヶ所かありますが、季節がらあまり寒くないところで、限られた時間で行って 来られるということで決めました。
本来ならパリから直接マラガに行けば良かったのですが、せっかくスペインに行くのだから マドリードを経由しようと思い、成田からパリ経由でマドリードに入って、そこからマラガに飛びました。 結局、マドリードは夜暗くなってから到着して朝暗いうちに出発したので、マドリードに行った意味は ありませんでした。マドリードで泊まったホテルからは到着機が良く見えたのですが、暗くてはどうしようも ないし時間もないし、スケジュールは厳しくなるし余計な費用はかかるし、ろくなことはありませんでした。

エールフランスは駄目
それにしてAFは駄目ですね。ネットで予約しても事前座席指定はできないし、ネットで チェックインすれば指定できると言いながら指定できる座席がぜんぜん無いし、当日早めにカウンターに行っても あらかじめ決められた座席を変更することはできないし。結局、勝手に割り当てられた窓側の座席を変更できずに 不快な思いをしました(通路側希望なので)。何列何番まで指定させろとは言いませんが、窓側と通路側の 指定くらいはさせてもらいたいですね。
カウンターで何故変更できないのかと聞いたところ皆指定されているとのことでした。 数ヶ月前にチケットを購入しても前日にネットでチェックインしても2時間前にカウンターに行っても手遅れ などということがあるのでしょうか。私より前に誰がどうやって指定していると言うのでしょうか。 その旨を指摘すると、あらかじめまとめて指定されているという場合もあるのでと言い出したので、格安の 団体ツアー客が指定できて正規チケットを買っている客が指定できないとはどういうことかと問いただすと、 正規チケットの客は優先するようにしていますなどという矛盾した答えが返ってくるだけでした。 たぶん予約が入った段階で勝手に座席を割り振ってそれで固定してしまうのでしょう。あとから変更するのは 面倒なのでしょう。だったら、ネットチェックインで座席指定できますなどと言うなと言いたいですね。 客をなめています。
搭乗後、座席を交換をしてくれるように頼んでいる光景が見られましたが、久しぶりに 見ました。AFがいかに自己都合的な座席確定をしているかという証拠でしょう。最近乗った航空会社では こんな光景はほとんどないのですが・・・

さらに、成田からパリのフライト(AF279)は昼間のフライトにもかかわらず電気を 消したままでした。そんなに燃料をケチりたいのでしょうか(電源はエンジンから供給されるので電気の使用は 燃費に関わる)。ケチなフランス人の面目躍如といったところでしょうか。長いフライ中に本を読もうと考えて いましたが、読めませんでした(暗いところで読書灯だけで読むのは眼によくないので)。

AFのマイルもだいぶ貯まってきましたが、今後はAFには乗らないことにします(二度と 乗らない航空会社リストにはあえて入れることはしませんが、乗ることはないでしょう)。マイルは他の スカイチームの航空会社で稼いで使うことにします。

シャルルドゴール空港も駄目
パリのシャルルドゴール空港は初めて行きましたが、ろくな空港ではないですね。CDGを 賞賛する声は良く聞きますが、何が良いのか全く分かりません。乗り継ぎしかしなかったのですが、いったん セキュリティゲートを通ってしまうと、そのピアだけしか行けないし、しかも狭苦しい、たいしたショップもないし トイレの数も少ない、これまたフランスらしいケチくさい造りです。空間までケチらなくても良いのにと思います。 そして、何といっても飛行機が良く見えないのはおもしろくありません。空港の外に出ればまた別なのかも しれませんが、あえて行く必要はない空港ですね。

成田からパリ、マドリード
具体的なフライトは、成田からパリはAFのA330−200で、パリからかマドリードは AFのA318でした。マドリード経由を選択したのは失敗でしたがA318に乗れたのが唯一の収穫です。 乗る機会があまり無いA318に乗れたことでA320シリーズ(A318、A319、A320、A321) 全種制覇ができました。

マラガ
マドリードで1泊して翌朝はエアヨーロッパのB737−800でマラガに向かいました。 マラガに9時過に着いて、そこでレンタカー(レンタカーのオフィスの場所が分かりにくい)を借りましたが、 レンタカーオフィスでもらった地図にはスペイン南部の全図とマラガの市街地しか載っていなかったので 空港周辺の道路は全く分かりませんでした。仕方なく出たとこ勝負で出かけましたが、到着時にRW13使用は 分かっていたので、とりあえずRW13エンドを目指して走っていくと良好な撮影ポイント(畑の畦道のような ところ)を発見できました。マラガはランウェイが1本しかないので、そこでですべての到着機と出発機を 撮れました。

最初は曇りがちの天気で撮影条件は良いとは言えませんでしたが昼くらいから天気も 良くなり順調に撮影をこなしていきました。15時くらいになって「閉めるので出てくれ」と言われて (スペイン語は分かりませんが身振りで想像できました)そこを後にしました。どうやらそこは私有地だった ようです。そこに人がいる間は何も言われることはありませんでしたが、閉めて帰るとなればさすがに 出ざるをえません。出る時に、おじさんが身振り付きで向こうで飛行機を見ることができるらしいことを 教えてくれましたが、スペイン語なのでわかりませんでした。
仕方なく空港に沿って走っていくと開けた場所があってそこから空港が良く見えました (ちょうどターミナルの反対側に位置している)。車も止められるので地元の人も飛行機を見に来ている ようでした。マラガに来る機体はB737やA320が中心なので、ランプエリアや誘導路上の機体を 撮るには500mmくらいはほしいところですが、デジタルカメラに300mmのレンズを付ければ 大丈夫なので、手持ちの機材で十分に撮影できました。RW13エンドを追い出されなければこの場所に 行くこともなかったでしょうから、追い出されたことが幸運でした。ここでしばらく撮影して帰りました。

こんな感じで空港が見えます。
右側にはもうひとつ同じくらいの大きさのターミナルビルがあります。
左側は新しいターミナルを作る工事中のようです。
(2008.2.9の時点)

いつものことながら撮った写真の出来がもうひとつだったことを除けばマラガでの撮影は 良かったと言えます。なお、マラガは普段見ることのない航空会社を見ることもできるしトラフィックも 少なくなく、撮影環境も良いですが、飛来する航空会社の種類を考えると1日いれば十分な空港と言える でしょう(つまり1日で撮り尽くせる)。

ジブラルタルへの道
レンタカーを返却後バスでマラガ市内に移動してそこで1泊しました。翌日は早朝から バスでジブラルタルに行く予定なのでバスターミナルの近くのホテルに泊まりました。日帰りでマラガに 戻ってくるためスーツケースは邪魔なのでマラガの駅(バスターミナルの隣)のコインロッカーに入れて 出かけました。スペインは一部地域の独立闘争などもあって爆破事件が起きているため駅ですらセキュリティ チェックがあるようです。コインロッカーのセキュリティのおばさんではなくお姉さんは英語はできない ようですが、ロッカーの説明は多国語に対応していて日本語もあるので使用には困りません。 3ユーロ(500円弱)で使えるので高くはないです。

マラガバスターミナルからジブラルタルそばのラリネアバスターミナルまでは約2時間半の 道のりになります(料金は10.33ユーロ=1700円弱)。途中何ヶ所かに止まりますが、ゆっくり休憩 できるようなものではないので、バスに乗ったままになります。車内アナウンスなどは無い(これは不親切 ですね)ので、バスを降りて油断していると置いて行かれてしまいます。朝食はとってないしトイレには 行きたくなるし・・・日本の長距離バスのようにトイレがついているわけではなく朝の冷えるところで 2時間半は結構きついものがありました。
それにして、バスターミナルのトイレは狭いし汚いしひどいものです。特にラリネアの バスターミナルのトイレは悲惨でした。どこの未開の国かと思いたくなりました。それなりに利用者は多いので もっと改善されるべきでしょう。
何はともあれ、バスの旅も悪くはないですね。白壁にオレンジ色の屋根の建物が海辺に並ぶ 様子を見ながらの旅はなかなか印象的でした。乗り物は何でも楽しいです。

ジブラルタル
ジブラルタルでは明るい時間帯のフライトは昼に1便あるだけ(BAまたはIB)なので、 その1便だけのためにバスで往復5時間かけて行ったことになります(現地滞在は約4時間)。 ついに来たぞという感じではありましたが、あいにくの曇天で小雨も混じるような状態で風の強さと 寒さのため実感を楽しむ余裕はあまりありませんでした。
もともと岩山の上から空撮のように撮影する予定だったのでタクシーを利用して上に行く つもりでしたが、タクシー乗り場のタクシーはロックツアー(あらかじめ決められた数ヶ所を1時間半かけて 廻る)しか行かないと言うし、流しのタクシーなどは走っていないし、レンタカーのオフィスは見つけられないしで、 上からの撮影は断念しました。しかしながら曇天が幸いして天気が良ければ逆光になる岩山を背景にした写真を 撮ることができました。これまたいつものことのように撮った写真の出来がもうひとつだったことを除けば 良い撮影ではなかったでしょうか。下にジブラルタルの写真を掲載します。道路が閉鎖されて、飛行機が通って、 道路閉鎖が解除される一連の流れがわかるようにしているつもりです。

See Photos of Gibraltar
(反対側からの連続写真が英語記事のところにあります)
ブラウザがGoogle Chromeの場合は、写真が切り替わりません!

なお、ジブラルタル空港は外見は空港のようには見えませんが一応展望デッキがあります (ランプエリアしか見えません)。展望デッキ入り口のカフェからはランウェイも見えます。いずれにしても 外で見たほうが良いですが。(飛行機の写真のなかに空港の写真があるのでそちらも見てください。岩山の 感じが良くわかる写真もあります)

ジブラルタルからの帰りは16時台のバスを予定していましたが、岩山の上に行かなかったため 予定より早い14:15のバスにぎりぎりで乗ることができました(14:15の後は16時台しかバスが無い)。 無事にマラガに戻って、駅でスーツケースを取り出してバスで空港へと非常にスムーズに行き、 17時半にはマラガ空港に着きました。

マラガからマドリード
マラガからマドリードへはスパンエアーのスターアライアンスカラーのA320に 乗りましたが、これが何とも紆余曲折でした。
もともとエアヨーロッパでマドリード−マラガを往復するつもりで予約したのですが、 ジブラルタルからの戻りが遅くなることを想定して22時台の便を予約していました。ところがフライトの 1ヶ月前に届いた確認メールでは18:10の便になっていました。確認したところ22:00台の便は キャンセルになったので18:10の便に割り当てられたとのことでした。しかしながら、18:10の便には 間に合わないので、エアヨーロッパはあきらめてスパンエアーの21:10の便を予約しました(エアヨーロッパの フライトは変更はできても払戻しはできないので、そのままにしておくしかなく、無駄になってしまいますが)。

そして、予定より早く(18:10のエアヨーロッパにも乗れたかもしれないくらい早く) 空港に着いてチェックインしたところ18:30の便に乗れるとのことだったので、変更してもらいました。 しかしながら、スパンエアーに18:30の便なんて無く、実は15:30の便がディレイして18:30に なったものでした。なかなか良いめぐり合わせでした。
一方、18:10のエアヨーロッパは20分ほどディレイしていました。そのため私の乗った スパンエアーのA320はエアヨーロッパよりも早く飛び立ちました。というこいうことは考えられる最短の 条件でマドリードに着いたことになります。それでも暗くなっていたので撮影などはできませんでしたが・・・ 翌日の早朝に出発することを思えば睡眠時間が増えたことは良いことでした。

マドリードからパリ、成田
翌日はAFの8:00の便に乗るために6:00には空港に行きましたが、まだチェックインが できないと断られてしまいました。どうやら7:15の便のチェックインが終わってからのようでした。 そこで7:15の便に変更してもらってチェックインを済ませました。機材はA320でした(8:00の便なら A318でしたが)。

それにしても、前の便のチェックインが終わらないとチェックインできないとは融通が 利かないですね。このような場合たいていの航空会社は、スパンエアーがそうであったように、前の便に乗ることが できるがどうするかと提案してくれます。もちろん満席であれば仕方ありませんが、この便の搭乗率は7割以下でした。 それなのに、ただ単にまだチェックインできないと断るだけなんて・・・対応もあまりいい感じがしなかったし。 (積載重量や、それに合わせた搭載燃料、搭載する機内サービス品の数などの関係で何人でも簡単に変更できますとは 言えないことは分かっていますが、あえて言わせてもらっています)
航空会社側の都合もあるでしょうが、他の航空会社にできてAFにできないとは思えません。 つまり、他社は乗客のための努力をしているのにAFは自己の都合だけで乗客の事は考えていないということでしょう。 そんな航空会社を皆さんよく利用していますね。私は二度と乗りません。

予定より早くパリに着いたわけですが、乗り継ぎで入ってしまったので、狭苦しい暇な ターミナルで無駄な時間を過ごさなければなりませんでした。乗り継ぎではなく、いったん外に出るべきでした (どうせ入国の手続きはないわけなので)。やはりCDGは面白くない。
パリから成田はAFの777−200ERでしたが、これがなんと沖止め! なんなんだかねーAFは!
行きも帰りも満席でAFは商売繁盛おめでたいことですが・・・乗客がうるさいのが気になった ・・・もう乗らないのでどうでもいいや。



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